なぜ「熊本のトマト生産量」はずっと「1位」なのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月9日放送分のテーマは「トマトの生産量」です。
2021年の世界のトマト生産量で、最も多い国は中国でした。全体の約36%を占めています。以下、インド、トルコ、アメリカ、イタリアと続きます。ちなみに、日本は35位です。
日本のトマトですが、2021年の「都道府県別」生産量で最も多い「熊本県」は、全体の約18%を占めています。ここ10年以上のデータを見ても、熊本はずっと1位だそうです。
理由としては、海沿いの平野部から阿蘇の高原まで地形が多彩であり、温暖な海沿いでは秋~春、涼しい高原では夏~秋にかけて、トマト栽培が可能だからだと言われています。1年を通じて安定的にトマトを出荷できるのが最大の強みです。
熊本のトマトを代表する品種のひとつに「塩トマト」があります。八代市や宇城市などが生産地で、八代海沿岸の塩分濃度が高い土地で栽培されています。
塩分のストレスがかかることで、一般のトマトよりも小ぶりに育ちます。名前に「塩」と付いていますが、とても甘いそうです。
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