「三大香木」のキンモクセイ 香り高い「残り2つ」は何?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月28日放送分のテーマは「キンモクセイ」です。
甘くやさしい香りで、秋の訪れを教えてくれる「キンモクセイ」。原産地は中国で、日本には江戸時代に伝わったとされていますが、「もっと古くからあった」とも言われています。
キンモクセイは常緑樹で1年中青々としていますが、秋分の時期から突然、小さな橙色の花を一斉に咲かせ、華やかな香りを放ちます。この橙色を金色に見立てて「キンモクセイ」という名前が付いたと言われています。
香りにはさまざまな効果が期待され、特に代表的なのがリラックス効果です。心を落ち着かせ、イライラを鎮める成分が含まれると言われており、アロマテラピーにも使われています。
その香りの高さから、「沈丁花(じんちょうげ)」や「クチナシ」と並んで「三大香木」と呼ばれています。
ちなみに、キンモクセイの香りの成分に含まれる酵素の活動は、午前中が最も活発で、夕方以降は落ち着くそうです。朝は何かと慌ただしいですが、キンモクセイの香りが気分を鎮めてくれるかも知れません。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・