涙は「感情」で味が変わる 「甘く感じる」のはいつ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月11日放送分のテーマは「涙の味」です。
涙には「目の健康や働きを正常に保つための涙」や、「刺激による涙」、「感情の動きによる涙」があります。他にも、「あくびをしたときに出る涙」などもあります。
あくびをするときは大きく口を開けたり、目を閉じたりします。人によって動きに違いはありますが、あくびをすることで顔の筋肉を思いきり伸ばしたり、縮めたりしています。
涙腺でつくられた涙は「目を潤す」働きをしたあと、鼻と目の間にある「涙のう」……涙の袋に一時的にためられ、やがて鼻の方に流れていきます。
ところが、あくびによって顔の筋肉が大きく動くと「涙のう」が刺激され、そこにたまっていた涙があふれるように出てくるそうです。
ちなみに、同じ涙でも「感情によって味が違う」と言われています。例えば、悔しいときや腹が立っているときの涙は、ナトリウム・塩分を多く含んでいるため「しょっぱく」感じるそうです。
それに対して、悲しいとき・嬉しいときの涙は水っぽく、甘い感じがすると言われています。
主に活動するときに働く「交感神経」が刺激されて流れる涙は、しょっぱいとされています。また、リラックスするときに働く「副交感神経」が刺激されて流れる涙は、水っぽくて甘い感じになるそうです。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・