キャスターの辛坊治郎が10月31日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。全国でパチンコチェーンを展開する「ガイア」が30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと報じられたことを巡り、「背景には度重なる業界への規制強化がある」と解説した。
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※イメージ
全国でパチンコチェーンを展開する「ガイア」が東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが30日、分かった。帝国データバンクによると、負債額は約800億円で、パチンコの運営会社としては過去最大の倒産となる。
辛坊)私もかつてはパチンコをしました。「羽根モノ」と呼ばれる機種が主流だった1980年代です。その後、「フィーバー」と呼ばれるシステムを導入した機種をはじめ、さまざまな機種がたくさん出始めたころから、よく分からなくなってしまい、仕事も忙しいこともあり、パチンコはしなくなりました。
最近のパチンコ業界は、規制が厳しくなっています。その結果、パチンコの運営会社側からすると、機種が画一化され、規制のたびに新機種に入れ替えなければならないため、コストがかさむ時代になっています。「ガイア」が倒産に追い込まれた背景には、度重なる規制強化というパチンコ産業全体が抱える構造的な事情があるといえます。