2024年年賀はがき販売開始 最少14.4億枚 「2008年ごろから顕著に減っている。要因はiPhoneとノルマ撤廃」辛坊治郎が解説

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キャスターの辛坊治郎が11月1日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。同日、販売が開始された2024年のお年玉付き年賀はがきの当初発行枚数が約14億4000万枚で、記録が残る2004年以降で最少となったことを巡り、「2008年ごろから顕著に減っている。要因はiPhone(アイフォーン)とノルマ撤廃だ」と解説した。

2024年年賀はがき販売開始 最少14.4億枚 「2008年ごろから顕著に減っている。要因はiPhoneとノルマ撤廃」辛坊治郎が解説

※イメージ

日本郵便は1日、2024年のお年玉付き年賀はがきの販売を開始した。当初発行枚数は前年比12.2%減の約14億4000万枚で、記録が残る2004年以降で最少となっている。

辛坊)お年玉付き年賀はがきの発行枚数の推移を見ると、減少の気配が出始めたのは2000年前後で、顕著に減り始めたのが2008年ごろです。2008年にはiPhoneが日本で登場しています。年賀はがきよりも画像を簡単に送れるスマートフォンに替えようという人が激増したと思われます。

その後10年ぐらいは、必死になって発行枚数の減少を食い止めようと、かなり過度なノルマが現場の郵便局員に課せられていました。ところが、このノルマが大問題になり、撤廃されています。このノルマ撤廃が、発行枚数の激減に影響したと思います。

ピーク時の2003年の発行枚数は約44億枚でした。この5、6年でさらに顕著に減り、今や14億枚まで減りました。ですから、ピーク時の3分の1程度まで落ち込んでいるわけです。残念ながら、今後も劇的に回復することはないだろうと思います。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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