ウクライナに侵攻を続けるロシアへ日本維新の会に無断で渡航し、同党を離党した参院議員、鈴木宗男氏が11月6日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。北方領土問題いついて、「こんなものは『エイヤー!』で解決できる」と語った。
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鈴木宗男 参議院議員
辛坊)ロシアに対し、日本が経済制裁をかけている今の状況下で、北方領土問題は天地がひっくり返っても解決しないのではないですか。
鈴木)こんなものは「エイヤー!」で解決できる話です。政治決断すれば早いです。安倍晋三元首相とロシアのプーチン大統領の間で、そのための通り道はできました。
辛坊)安倍元首相が亡くなる前に提唱されていたのは、日本側が長年主張してきた北方4島の一括返還ではなかなかか話は動かないとして、歯舞群島と色丹島のいわゆる先行返還です。私も取材で元島民の方々にお話をうかがいましたが、歯舞群島、色丹島の周辺で漁業ができるようにしてほしいというのが切実な願いだと感じました。
鈴木)そうです。歯舞群島、色丹島は面積こそ小さいですが、抱える海は大きいです。
辛坊)歯舞群島は根室のすぐ先にあります。そこがロシアに実効支配されている状況は、安全保障上も放置すべきではないですね。