ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(12月17日放送)に、お笑いコンビ・カミナリの石田たくみが出演。子どもが生まれたあとの生活について語った。
淵澤由樹(アシスタント):お笑いコンビ・カミナリの石田たくみさんは、2014年に長女、2018年に長男が誕生。現在は2人のお子さんのパパでいらっしゃいます。
尾木直樹:お子さんが産まれる前は、「パパさん講習」にも通われたそうですね。
石田:当時は杉並区の阿佐ヶ谷に住んでいたので、おそらく自治体主催の講習だったと思います。赤ちゃんの人形を使ってお風呂に入れる練習でした。他のパパさんはビビりながら入れていたのですが、僕は「人形じゃん」と思って適当にやっていたところ、教えてくださる人に「石田さん!」と言われたのです。「怒られるのかな」と思ったら、「それでいいんですよ」と褒めてくださって。
淵澤:そうなのですね。
石田:「大胆にやった方がいい」と言われたので、娘が産まれたときも、同じように大胆にやりました。
尾木:お子さんが産まれた当初、奥様との仲はいかがでしたか?
石田:妻が洗い物をしているときに「手伝うよ」と言ったら、不機嫌になったことがありました。「手伝う」という言葉は、「洗い物は奥さんの仕事」という前提での発言なのですよね。そう思ったので、しばらく僕は何も言わずに洗い物をしていたんです。すると、洗い終わった食器を見た妻が「ごめんね」と言ってくれて。
淵澤:なるほど。
石田:その時期からでしょうか、妻は「家のことは私が頑張る」とプライドを持ったみたいでした。そんなことがあったので、いまは「勝手に洗い物などをしていいのかな」と、僕は少しビクビクしています。だって、自分の立場で考えたら、勝手にコントのネタを妻が書くみたいなことでしょう(笑)。もちろん気付いたら手伝うようにはしていますが。
淵澤:素敵なご関係ですね。
尾木:何だかいいですよね。最後に、現在子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。
石田:子どもが生まれた当初は「電車や飛行機に一緒に乗って大丈夫かな?」と思っていましたが、意外と大丈夫でした。子どもが泣いていても、文句を言ってくる人は思ったより少ないので、「文句を言う奴には言わせとけ!」と考えています。赤ちゃんができても、いままでのように奥さんと一緒に楽しんでいた遊びを、ぜひ続けて欲しいと思います。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)