ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(11月5日放送)に、タレント・鈴木あきえが出演。『王様のブランチ』リポーター時代の話を語った。
淵澤由樹(アシスタント):前回は高校時代、チアリーディング部で活躍されたという話を伺いました。
尾木直樹:その後、いわゆる「燃え尽き症候群」になってしまったのですか?
鈴木:振り返ると、部活と恋愛しかしていなかったのです(笑)。部活のために学校へ行っていました。部活を引退したとき、初めて「あれ、私って何のために生きているんだろう?」と思い、生活に穴が空いたような感じでした。
尾木:そんなとき、芸能界入りの話があったのですか?
鈴木:当時は保育士の短大に行く予定でした。家族会議を開いた際、両親が「1年だけやってみて、ダメだったら1年後に短大に通ったらどう?」とアドバイスしてくれたのです。
尾木:10代で入った芸能界ですが、方向性に悩まれたそうですね。
鈴木:最初はグラビアの仕事をさせていただいたのですが、ふとした瞬間「これは将来、義母に見せられないぞ」と思ったのです。当時は結婚の予定も、結婚相手もいなかったのですが、そう考えてしまって。もともとグラビア撮影で初めてビキニを着たくらいだったので、水着自体にも抵抗がありました。あまり楽しめず、「向いていないのかな」と思って事務所の社長に相談したところ、「テレビのオーディションに行ってみろ」とアドバイスされ、『王様のブランチ』のリポーターオーディションに行ったのです。
尾木:その後、大活躍されるわけですが、最初から上手だったのですか?
鈴木:まったくダメでした。同期が5人いて、スタッフ全員の評価は、私がいちばんポンコツだったのです。「お前がいちばん最初に辞めるよ!」と言われていましたが、それくらい愛情をもって叱ってくださって。現場では、いろいろなことを教えていただきました。『王様のブランチ』のリポーターの仕事は食レポ、インタビュー、現場の盛り上げなど、さまざまなことがあります。私は「芸能界の塾」と呼んでいますが、芸能界で生きるために必要なすべてのことを叩き込まれました。『王様のブランチ』スタッフの方々には、とても感謝しています。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)