ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(11月19日放送)に、タレント・鈴木あきえが出演。「チャイルドマインダー」について語った。
淵澤由樹(アシスタント):鈴木あきえさんは、2017年にご結婚。2018年に男の子、2020年には女の子を出産されました。
尾木直樹:鈴木さんは去年(2022年)、「チャイルドマインダー」の資格を取得されたそうですね。どんな資格なのですか?
鈴木:一言で表すと、家庭的保育のスペシャリストです。イギリスでは70年ぐらいの歴史があって、多くの家庭で活用されています。0~12歳の子どもを預かり保育できる資格です。ベビーシッターのようにお宅へ行く場合もありますし、自分で託児所を開き、チャイルドマインダーとして活動する方もいらっしゃいます。
淵澤:近い存在だと、保育ママさんのような存在ですか?
鈴木:そうですね。
尾木:資格を取得するためには、学生になる必要があるのですか?
鈴木:そうなのです。ちょうどコロナ禍だったのでリモート授業が多く、仕事と育児をしながら学びました。久しぶりにレポートや課題に取り組みましたね。この資格を取ろうと思ったきっかけは、育児が楽しい反面、悩むことだらけで「自分は何て未熟な母なんだろう」と思っていたのです。何かを学べば子どもへの接し方も変わるのかなと思い、逃げるように資格の勉強を始めました。
淵澤:なるほど。
鈴木:学んだことは、翌日の子育てに活きました。もしも現在、子育てに悩まれている方がいたら、チャイルドマインダーについて勉強することをおススメします。私も救われました。全国の学生さんとオンラインでつながるのですが、ママさんも多くいました。悩みを先生に質問できたので、心のデトックスにもなりました。
尾木:資格を取って、鈴木さんはどう変わりましたか?
鈴木:子どもの心の成長を学ぶことによって、私の心の余裕につながりました。例えば子どものいたずらには、科学者並みの脳の働きがあって、必ず理由があります。そういうことを知ると、子どもがいたずらした際も怒らずに「いま脳が発達しているんだ」と自分に言い聞かせられます。イヤイヤ期なども、「自分の言葉で主張できるようになった」と子ども側の気持ちを知ることで、子どもを見守る力がついたような気がします。
尾木:それが学びの本質だと思います。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)