「末端冷え性」の疑問 手足を温めるだけだと改善しにくい?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月11日放送分のテーマは「冷え性の種類」です。
「冷え性」のなかで、特に若い女性に多いとされるのが「末端冷え性」です。体温は低くないのに、手や足の先だけが冷たく感じる症状のことです。
「末端冷え性」にはさまざまな原因がありますが、なかでも多いのが「自律神経の乱れ」や「ストレス」だと言われています。
自律神経が乱れると血管が収縮し、血行が悪くなり、血液(熱)が身体の末端まで届きにくくなります。その結果、手や足先が冷えやすくなるそうです。緊張すると手が冷たくなるのもこのためです。
また「無理なダイエット」や、それによる「栄養不足」も原因の1つとされています。
末端冷え性は、手足を温めるだけではなかなか改善されないそうです。まずは内臓を温めることを意識し、お腹や腰などの保温を心がけ、身体全体に温かさを伝えるようにするのが大事だと言われます。
他にも、下半身全体が冷える冷え性もあります。姿勢の悪さや長時間のデスクワークなどによって骨盤がゆがんでしまい、下半身が血行不良を起こしてしまうそうです。
この場合、入浴や下半身浴、こまめなストレッチなどで代謝をよくすれば、改善につながると言われています。
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