JAL国際線新主力機就航 個室風の豪華座席も!「ファーストクラス往復250~300万円。YouTuberやインフルエンサーが搭乗」専門家が解説

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航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が1月24日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。同日、日本航空(JAL)の羽田―アメリカ・ニューヨーク線で就航した、個室風の豪華ファーストクラスも備えた国際線の新しい主力機エアバスA350―1000型を巡り、辛坊から「どんな人が乗っている?」と問われた鳥海氏は「ユーチューバーやインフルエンサーが搭乗している。ファーストクラスで往復したら250万~300万円はかかるだろう」と解説した。

日本航空が国際線の主力機として導入するA350-1000型機のファーストクラス座席=2024年1月15日、東京都大田区 写真提供:時事通信社

日本航空が国際線の主力機として導入するA350-1000型機のファーストクラス座席=2024年1月15日、東京都大田区 写真提供:時事通信社

鳥海)JALの新しい国際線主力機エアバスA350―1000型が24日、羽田―アメリカ・ニューヨーク線で就航しました。ボーイング777―3000ER型と順次入れ替えますが、JALの国際線主力機の更新は約20年ぶりです。新たな国際線主力機のA350―1000型のファーストクラスは2人が座れるぐらい広い個室型の座席です。

辛坊)どんな人が乗っているのですか。

鳥海)庶民向けの動画を撮影するために、ユーチューバーやインフルエンサーが、こうした就航便に乗り込むんです。いかに最初の便に搭乗するかが、彼ら、彼女らにとっては勝負ですからね。私はこの仕事を15年以上していますが、時代は変わりました。

辛坊)運賃はいくらするのでしょうか。

鳥海)今、各航空会社の運賃は往復チケットを普通に購入しても100万円超ということは珍しくないです。JAL羽田―ニューヨーク線のA350―1000型のチケットを買った方に聞いたところ、行きがファーストクラス、帰りがビジネスクラスで計220万円だそうです。仮にファーストクラスで往復したら250万~300万円はかかるでしょうね。

辛坊)笑うしかないですね。テレビニュースで、この就航便に搭乗する人のインタビューが流れていましたが、「この飛行機に乗ることが目的だ」と言っていました。うらやまし過ぎて、腹が立ちましたよ。

鳥海)1人、2人ではなく、二桁以上の驚くような人数のユーチューバーやインフルエンサーが搭乗しています。ただ、わずか2、3泊で帰国するようです。

辛坊)もったいないですね。

鳥海)確かにもったいないかもしれませんが、お目当ての飛行機に乗ることが最大の目的であるならば、趣味の極みなのかもしれません。本人は幸せだと思いますよ。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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