元衆院議員で前兵庫県明石市長の泉房穂氏が1月31日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。政治家のあるべき姿に対する自身の見解を示したうえで、岸田文雄首相の政治家としての評価について、「首相になりたいだけだったのなら、そろそろ『ご苦労さま』かもしれない。生まれ変わって国民のためのリーダーシップを発揮してもらいたい」とハッパをかけた。
国会は31日から、岸田文雄首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まった。立憲民主党の泉健太代表は代表質問を前に「目指すのは、裏金一掃内閣だ」と述べた。
辛坊)政治とカネが今、大きな問題になっています。政治家のあるべき姿について、どう考えていますか。
泉)日本の国をどうしたいとか、国民を救いたいとか、お金がなくても子供たちのしたいことができる社会をつくりたいとか、そうした考えを持っていなければ、政治家のスタートラインには立てません。政治家には本気度が必要です。自分の当選とか、大臣になりたいとか、そうしたことばかり考えている政治家には、「ご苦労さま」という感じがします。
辛坊)岸田文雄首相の評価は、いかがですか。
泉)首相になりたいだけだったのなら、既に夢はかなったのですから、そろそろ「ご苦労さま」かもしれませんね。その意味では、政治家として国民をどのような方向へ導きたいかを語ってほしいです。期待感を持って言うと、既に首相を2年以上も務めているので失うものはないでしょうから、生まれ変わって国民のためのリーダーシップを発揮してもらえたら、ありがたいですね。頑張れ、岸田首相!
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)