フェンシング・村瀬あかり 母&いとこと一緒に強くなってきた
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1月27日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストは村瀬あかり。
2007年県岐阜県生まれ。フェンシングの指導者である母の影響を受けて競技をスタート。以来、多くの大会で優秀な成績を収め、例えば2022年全国中学生大会優勝。2023年U-17ジュニアオリンピックカップを制覇、去年バンコクで開催されたジュニアワールドカップで女子フルーレ団体で銅メダル獲得等、輝かしい成績を残してきた。現在岐阜県在住、岐阜総合学園高校2年生。五輪出場を目指し、練習に励んでいる。
また、フェンシングを長年取材しているライターの田中夕子が出演。
2004年からフリーランスのライターとして活動し、フェンシング、バレーボール、水泳、レスリング等五輪競技を中心に取材している。フェンシングは全日本選手権や日本代表、去年のパリ五輪等も取材し、アスリートからの信頼も厚い。著書に『絆があれば何度でもやり直せる』『高校バレーは頭脳が9割』『男子バレー勇者たちの軌跡』、そしてフェンシングの運営について書かれた「チームイノベーション 宮脇信介」で構成も担当している。
荘口:村瀬選手、今日は練習がお休みだったとのことですが、正直、練習がないと嬉しかったりするんですか?
村瀬:はい、けっこう嬉しいです。
荘口:そうなんですか?それ、お母さんに聞かれてしまいますよ。
村瀬:実は今、隣に(母が)います。
荘口:田中さんは、なかなか村瀬選手のようなジュニアの選手は見る機会はないですか?
田中:はい、なかなかないのですが、村瀬選手は昨年の全日本選手権で拝見しています。若くて、わりとガツガツ攻めるというかアグレッシブで、対戦した選手がパリ五輪にも出場した選手ですけど、ひるまず戦っていました。
荘口:村瀬選手、競技を始めたのは何歳くらいからですか?
村瀬:私がまだお腹の中にいた頃から、(フェンシングの剣で)突かれていたらしくて。みんなに突っついてもらっていたそうです。物心つく前からずっとフェンシング場にいる環境で、小さい頃から遊んでもらっていました。
荘口:田中さん、フェンシングって正直なかなかふれる機会がないですよね?
田中:小学生くらいからやっている選手も最近はいるんですけど、高校まで剣道をやっていたり、中学までバレーボールをやっていたりした、という選手が、五輪でメダルを獲った選手の中にいたりします。でも、お腹にいた時から慣れ親しんでいた、という人は初めて聞きました。
荘口:村瀬選手、お母さんから直に習っているんですか?
村瀬:はい。レッスンしてもらったり、たまにファイティングもしてくれます。
荘口:正直、どっちが強いんですか?
村瀬:いや、もう、私が勝っていますね。
田中:お母様が経験者だと難しいところもありますけど、村瀬選手の場合お母様がクラウドファンディングをやってくれたりしていて、支えてくれることへの感謝もされていて、すばらしいですね。
荘口:村瀬選手、今まで一番キツかったトレーニングを教えてください。
村瀬:いとこで、東京2020五輪に出場した辻すみれ選手との体幹トレーニングです。
田中:辻選手との体幹トレーニングは本当にキツイだろうなと思います。辻選手って、すごくディフェンスが上手な選手でそんなに足が開きますか?そんな恰好でよけますか?くらいの体の強さや柔軟性がある選手なんですよ。なので、あの動きを実現する体幹トレーニングを一緒にやっているのは本当にキツイだろうなと思いながら聞いていました。
村瀬:3分ガチでダッシュ、休憩したらまたダッシュ、ほかにビリーズブートキャンプもやったりしました。少しサボるとバレてしまって、(ビリー隊長)に怒られて…
荘口:それでは、ここだけは誰にも負けない!というところは?
村瀬:勝ち気では誰にも負けないと思います。