フェンシング・村瀬あかり ブリスベン五輪の表彰台に立つ!
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2月10日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストは村瀬あかり。
2007年県岐阜県生まれ。フェンシングの指導者である母の影響を受けて競技をスタート。以来、多くの大会で優秀な成績を収め、例えば2022年全国中学生大会優勝。2023年U-17ジュニアオリンピックカップを制覇、去年バンコクで開催されたジュニアワールドカップで女子フルーレ団体で銅メダル獲得等、輝かしい成績を残してきた。現在岐阜県在住、岐阜総合学園高校2年生。五輪出場を目指し、練習に励んでいる。
また、フェンシングを長年取材しているライターの田中夕子が今回も出演。
荘口:村瀬選手、フェンシングの用具はけっこうお金がかかると聞きましたが?
村瀬:はい、フェンシング用具は一つ一つの値段が高いです。
荘口:ちなみに剣はどれくらいするんですか?
村瀬:最近だと3万円くらいします。なのに試合でけっこう折れてしまいます。買って2か月くらいで折れることもあります。
田中:試合中に折れた時、若い選手がすごく悲しそうな顔をしているんですよ。お母さんごめんなさい、ってみんな思ってるんだろうなって思いながら見ています、いつも。
村瀬:自分の一番好きな剣が折れると悲しいし、母があっ、お金が…という感じの顔をします。
荘口:村瀬選手、この1年くらいの短期の目標を教えてください。
村瀬:3月末に全国高校選抜大会があります。去年は2位で優勝できなかったので、今年は優勝できるようにしたいです。それからインターハイでは、去年は1つ上の先輩に負けてしまったので、今年は優勝を目指したいです。団体では去年優勝、その前も優勝したので、3連覇したいです。また、来年ジュニアの世界大会に出られるよう国内のランキングを上げたいと思っています。
田中:世界ですでに戦っていますけど、村瀬選手は高校生なのでインターハイとかはちょっと特別な大会だと思います。今日本代表で活躍している選手も高校時代はインターハイで負け知らずだったりしますし、ちょっと前ですけどあの太田雄貴選手もインターハイから世界に飛び立っていった選手なので、きっと村瀬選手もかける想いは強いんだろうな、絶対優勝したいんだろうなって思いました。
荘口:では数年かけて、5年くらいの中長期の目標は何ですか?
村瀬:ジュニアワールドカップに出て個人でも団体でもメダルを獲ることです。
荘口:では将来、長期的な目標は何でしょうか?
村瀬:私は東京2020五輪を見ていましたが、出場したいとこの辻すみれ選手が格好良かったので、私もブリスベン五輪に出て個人でも団体でも表彰台に上りたいです。
荘口:ブリスベン大会は2032年ですね。では五輪で表彰台に上るためにまだ足りないと思っている面はどんなところですか?
村瀬:やっぱりメンタル面ですね。勝ち気なのは長所だと思っているんですけど、短所にもなっていて。納得がいかない試合が続くといかり肩になってブレが出てきて、点数が取れなくてどんどんマイナスに行くこともあります。イライラすると突っ込んでしまうので、常に冷静に戦えるかが課題ですね。
荘口:それでは最後に、村瀬選手の輝く未来とは?
村瀬:将来私と同じように、スポーツを頑張っている人と関わっていくことです。次は支える側になりたいです。