3月3日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストは佐藤和花。
2007年宮城県生まれ。元五輪選手の父と、兄の影響で競技をスタート。すでに輝かしい成績を残しており、例えば去年4月、大学生や社会人も出場する全日本選手権で3位、5月にはペルーで開催された世界ユース選手権で銀メダル獲得。今年2月の全日本ジュニア選手権で優勝、さらにクリーン&ジャークで109kgを成功させ、20歳以下のジュニア新記録を樹立した。現在、宮城県在住。父が監督を務める宮城県農業高校ウエイトリフティング部に所属する、今ウエイトリフティング界で最も注目される存在だ。
また、ウエイトリフティング元日本代表・松本潮霞も出演。
1992年生まれ。現役時代、高校では全国大会や国際大会等で活躍。早稲田大学進学後は1年時から優秀な成績を収め、その後全日本選手権で6度優勝、現在(2025年3月時点)日本記録保持者でもある。2016年にはリオデジャネイロ五輪への出場を果たした。2021年に現役引退後は競技の普及、育成に尽力し、現在はクロスフィットというトレーニングのコーチも務めている。
荘口:佐藤選手と松本さんとはお知り合いだとか?
松本:そうですね。試合会場で、ヨッ!て(笑)佐藤選手のお兄ちゃんが大学の後輩なんですよ。現役の時よく一緒にトレーニングしていました。
佐藤:お兄ちゃんは2人いて、松本さんが仰ったのは一番上の兄、康太郎です。
荘口:松本さん、佐藤選手の試合も見たことがあるそうですね?
松本:記録がすごいというのはもちろんなんですけど、彼女が舞台に上がった時、すごく華やかになるんですよ。会場中を惹きつけると言いますか、そういう見せる力が他の選手よりあるんじゃないかなと思います。
佐藤:ありがとうございます。嬉しいです。
荘口:映像を見ても佐藤選手、めちゃくちゃ明るそうな感じがしますよね?ポジティブですよね?
佐藤:はい。ポジティブだと思っています。
荘口:佐藤選手は先日、ジュニア新記録の109kgを上げましたが、1kg新しい記録を出すのは相当大変なんですか?
佐藤:はい。そうですね。
荘口:新記録達成の瞬間の気持ちは?
佐藤:本当にめちゃくちゃ嬉しかったですね。自分でも衝撃でした。試合だからこそ出る力だったと思います。
松本:これはもう才能です。試合の時に出せる選手が結局は良い選手なので。
荘口:佐藤選手、試合前のルーティンがあったら教えてください
佐藤:特にないんですけど、試合は午後の時間帯が多いのでスマホは見ないようにしています。
荘口:今までで一番キツかったトレーニングは何ですか?
佐藤:クリーン&ジャークの12乗です。休みなしで12回連続、80kgでやりました。
荘口:よくわからないんですけど、相当キツイんですか?
佐藤:めちゃくちゃキツイです。合宿の時にやりました。もうできないです。
松本:いや~~、聞いただけで地獄ですね。
荘口:佐藤選手、それでは、ここだけは誰にも負けないぞ!というのはどこですか?
佐藤:あまり考えたことはないんですけど、ポジティブさは負けないかな、と思っています。
松本:大事ですね。ウエイトリフティングは本当に究極のメンタルテクニックスポーツなので、すごく繊細なんです。技術競技なので。
佐藤:はい。そうだと思います。ちなみに、メンタルトレーニングを始めたら、めちゃくちゃ記録が伸びました。