人生の節目・冠婚葬祭、頼りになる「互助会」とは?
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日本に古くから伝わる「人の一生」にまつわる風習「冠婚葬祭」は、誰もが一度は通る、無くてはならない「人生の道標」のようなものです。11月5日から始まった「明日はもっといい日になる」(「上柳昌彦 あさぼらけ」内、毎週水曜日・午前4時40分ごろ放送)では、全国の聴取者の方と一緒に冠婚葬祭の大切さをお伝えしていきます。第1回の放送では、全日本冠婚葬祭互助協会の杉山茂之(すぎやま・しげゆき)副会長、伴久之(ばん・ひさゆき)理事にお話を伺いました。

左から杉山副会長・伴理事・上柳アナウンサー
―「全日本冠婚葬祭互助協会」とは、どんな団体ですか?
杉山副会長:経済産業省の許可を得た冠婚葬祭の互助会が全国に199社あります。全日本冠婚葬祭互助協会は、業界の約8割を占める唯一の業界団体となります。コンプライアンスや結婚式や葬儀のサービスの質の向上、万が一に備えたセーフティネットなど、協会では様々な取り組みを業界全体として取り組んでいます。
―互助会には、これまでいろいろな人生の場面でお世話になっている方も多いと思いますが、協会としての歴史もあるそうですね。
杉山副会長:昭和48(1973)年に発足しまして、令和5(2023)年には創立50周年を迎えました。互助会自体はさらに古くて、昭和23(1948)年に神奈川県横須賀市で作られたのが最初ですので、歴史は間もなく80年を迎えます。
―改めて「冠婚葬祭」について説明していただけますか?
伴理事:冠婚葬祭の「冠」は、出産や七五三、成人式などの子供のお祝い、還暦等の長寿のお祝いなどのことです。「婚」は文字通り結婚式、「葬」もまさにお葬式ですね。「祭」はお正月や法事・法要、お盆などの先祖を祀る行事のことです。
―そのなかで「互助会」とはどんな組織なのか、おさらいさせてもらえますか?
伴理事:契約者の方々から毎月一定の掛金を前払いで払い込んでいただくこと(月掛金)によって、結婚式やお葬式、通過儀礼、年中行事などを、いつでも安価で高品質でご提供する仕組みです。
―人は必ずお世話になるものなんですが、ただ、いきなりやって来ますから、どれが適正価格で、誰に頼んだらいいのか迷ってしまいます。そういう時、互助会の存在は本当に頼りになりますね。
(全日本冠婚葬祭互助協会・杉山副会長、伴理事インタビュー、おわり)

番組打ち合わせ中のひとコマ
あなたのまちの冠婚葬祭・ご当地ルールを教えて下さい!
「明日はもっといい日になる」では、聴取者の方からお寄せいただいた「あなたのまちの冠婚葬祭・ある?ある!話」をご紹介します。全国各地には様々な冠婚葬祭にまつわるご当地ルールがあります。例えば、「私のまちの成人式では、みんなで踊りを踊ります」「私の地域の結婚式では、必ず引き出物に蒲鉾が付きます」「私のまちのお葬式は、丑の日を避けて行います」「私の地域の年末年始は、年が明けてから蕎麦を食べます」など、これらは実際にある習慣・風習だそうです。冠婚葬祭にまつわるご当地ルールはじつに様々。受付メールアドレスは ue@1242.com 。ぜひ冠婚葬祭について、体験して「よかったなぁ」と思うことをはじめ、ご自身、ご家族などのエピソードを添えてお送りください。(※メールの件名は「冠婚葬祭」)
秋は地域の秋祭りや七五三、いい夫婦の日。さらにその後は年末年始、成人式と家族や地域とのつながりを考える機会は多いもの。まずは、番組を通じて聴取者の皆さんの人生泣き笑いエピソードと共に、身の回りの冠婚葬祭の大切さを再認識してみてはいかがでしょうか。
【番組概要】
■番組タイトル『上柳昌彦 あさぼらけ』
■コーナータイトル:全日本冠婚葬祭互助協会 プレゼンツ 明日はもっといい日になる
■放送日時:毎週水曜 4時40分ごろ
■放送期間:2025年11月5日(水)~2026年1月28日(水)
■パーソナリティ:上柳昌彦アナウンサー
■番組メールアドレス:ue@1242.com





