結婚式の引き出物に椅子!?~東海地方の豪華な結婚式!

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日本に古くから伝わる「人の一生」にまつわる風習「冠婚葬祭」は、誰もが一度は通る、無くてはならない「人生の道標」のようなものです。「明日はもっといい日になる」(「上柳昌彦 あさぼらけ」内、毎週水曜日・午前4時40分ごろ放送)では、全国の聴取者の方からのおたよりをご紹介しながら冠婚葬祭の大切さをお伝えしています。

結婚式の引き出物に椅子!?~東海地方の豪華な結婚式!

(渋谷区・さくらさん)
40年ほど前のお話です。岐阜県のお医者さんの所に嫁いだ友人は、とてもきれいでした。でも、受付でご祝儀を渡した時に驚きました。私は普通のサイズの鶴亀の祝儀袋でお渡ししたんですが、ふと周りを見ると、みんなB5判くらいの祝儀袋が鎮座ましておりました。驚いたのは引出物です。お菓子や魚の形のパッケージに入ったお砂糖、そしてなんと籐で出来た椅子が置かれていました。さすがに持ち帰ることはできないので、後日、配送していただきました。やはり、量が大事な土地柄なんでしょうかね。昔の話なので、今は違っているかもしれませんが・・・。

豪華な引き出物の結婚式は、かつて各地にありましたね。とくに愛知・岐阜・三重の東海地方では、お布団が披露宴の席の横に置かれていた、銀の食器セット、電気ポットがドーンとあったといった話を聞いたことがあります。さすがに最近はカタログギフトなどに代わりつつあるようですね。あと、石川や富山といった地域でも、鯛の蒲鉾に昆布巻き、かまぼこ細工の詰め合わせに座布団がドーンと置かれていたといいます。こちらもカタログギフトなどに変わりつつあるようですね。一方で関西では京都辺りでは大きくてかさばるものを引き出物として出したこともあったようです。これは来て下さった方に恥をかかせないように、しっかりお返しをするという風習だったというんですが、いまはセンスの良さが問われる時代になってきているようですね。

結婚式の引き出物に椅子!?~東海地方の豪華な結婚式!

 

じつはロマンチックでおトク!?冬の結婚式

テレビの賑やかな特別番組が並んで、生放送のワイドショー番組が少なくなるこの年末年始は、芸能人の方の「結婚発表」ラッシュとなりますでしょうか?ただ、ある結婚雑誌の調査でも、冬場に開かれる結婚式の数は少なめなんです。その背景には、年末年始の慌ただしさや寒さ対策、雪による交通への影響など、出席される方への配慮もあるようですね。ちなみに、冬の結婚式ですと、イルミネーションや雪をイメージした演出が出来るほか、式場も通常の時期に比べてお得なプランが設定されることも多いといいます。比較的温暖な地域なら冬の結婚式のほうが賢いかもしれませんね。いずれにしても人生の節目、みんなに喜ばれる形で結婚式を挙げたいものです。

「あなたのまちの冠婚葬祭・ある?ある!話」を教えて下さい!

「明日はもっといい日になる」では、聴取者の方の「あなたのまちの冠婚葬祭・ある?ある!話」をご紹介しています。冠婚葬祭のご当地ルールやハプニング、マナーなどの質問でも構いません。冠婚葬祭を体験して「よかった」と思うこと、今は笑えるエピソードを添えていただけると嬉しいです。受付メールアドレスは ue@1242.com 。(※メールの件名は「冠婚葬祭」)
来年1月12日に行う公開収録でもメールをご紹介しますので、引き続きお送りください。

【番組概要】
■番組タイトル『上柳昌彦 あさぼらけ』
■コーナータイトル:全日本冠婚葬祭互助協会 プレゼンツ 明日はもっといい日になる
■放送日時:毎週水曜 4時40分ごろ

番組情報

上柳昌彦 あさぼらけ

月曜 5:00-6:00 火-金曜 4:30-6:00

番組HP

眠い朝、辛い朝、元気な朝、、、、それぞれの気持ちをもって朝を迎える皆さん一人一人に その日一日を10%前向きになってもらえるように心がけているトークラジオ

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