オトナ女子に人気のファンタジーワールドが再び!『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』 しゃベルシネマ【第29回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

明日から7月。
全国各地の映画館では、話題の夏休み映画が次々とスクリーンにかかる季節が到来。
そこで今回の「しゃベルシネマ」では、2016年夏ムービーの先陣を切って明日から公開となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を掘り起こします。

ティム・バートン製作、オリジナリティあふれるワンダーランドが帰ってきた!

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ティム・バートンとジョニー・デップ、7度目のコラボレーション作品として世界中で大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。

ついにベールを脱ぐことになったシリーズ第2弾、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。
今作で描かれるのは、悲しい過去に心を奪われて帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うために、時間の番人タイムと闘うアリスの冒険ストーリー。

果たしてアリスは、運命に逆らって過去を変え、マッドハッターの家族をよみがえらせることが出来るのか?
そして、チェシャ猫や赤の女王、白の女王たちの驚くべき秘密も明らかに……。

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ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーターら、豪華キャストが前作に続き続投。
さらに新キャラクターとして、時間を司るタイムを『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが怪演強烈な個性を放っています。
もちろん白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディーといった、おなじみの人気キャラクターたちのクレイジーぶりは健在。
わくわくするコト間違いなし!の一作です。

アリスは八雲ふみねの悪癖も救う?! 心ときめく、ファンタジーワールドの威力とは…。

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実は、私には困ったクセがありまして…。
それはすぐに傘を失ってしまうコト。

朝出かけるときに降っていた雨がやんで、どこかしらスタジオやお店に置き忘れるならまだ分かるのですが、大雨が降っている最中にもかかわらず、電車の中に忘れるコトしばしば。
ほかのものを忘れることは決してないのに、何故か傘だけはすぐに失くしてしまうのです。
それをある人に話したときに、重大な指摘をされました。

「ビニール傘を使ってるでしょ?!」

そう、何処ででも安価で手に入るビニール傘を利用していると心のどこかに「また買えばいいや」という気持ちが生まれ、置き忘れの原因になるというコト。

だから「お気に入りの傘なら大切に扱うので、失うリスクも少なくなる…」と、その人は言うです。
そこで一念発起、手に入れた傘が、白地に「不思議の国のアリス」のイラストがあしらわれたもの。
大袈裟に聞こえるでしょうが、すぐに失ってしまう私にとっては、清水の舞台から飛び降りる覚悟での購入。
普段はキャラクターグッズはほとんど手にしない私ですが、ファンタジックでありながらも落ち着いたデザインに一目惚れ。

効果のほどですか?
コレが、本当に忘れないんですよ!!
かれこれ2年ほど、使い続けてます!
「まだ2年?」という声が聞こえてきそうですが、私にとっては大記録!
きっと、私が傘を買うときにアリスにトキメキを感じたからに他ならない!
アリスはワンダーランドの住人だけでなく、八雲の悪癖をも救ってくれています?!

と、話が横道に逸れましたが…。

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『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』では、オトナ女子の中に潜む“少女”の部分をくすぐるさらなる世界観を、前作以上のスケールで実現。

四季の移り変わりを感じさせる、溜息が出るほど色彩豊かなお茶会シーン。
巨大な振り子や、空から吊るされている沢山の懐中時計がミステリアスな時空の波。
マッドハッターとその家族が作り出す、華やかな帽子の数々。
キャラクターたちが身につける衣装もとてもラブリーで、私が特にお気に入りなのはミア・ワシコウスカ演じるアリスのこの衣装!

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アジアンテイストを取り入れたオリエンタルな雰囲気が、“強い意志を持つ大人の女性”に成長したアリスをダイレクトに表現しているようで、ステキです。
何故アジアンテイストなのか、その理由は映画にちゃんと隠されています。

明日は、ファースト・デイ。
アリスの新たな冒険に同行するには、絶好のチャンスですよ。

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2016年7月1日から全国ロードショー
製作:ティム・バートン
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカ、リス・エバンス、ヘレナ・ボナム・カーター ほか
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/alice-time.html
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連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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