60歳は還暦!ではその次は? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】
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還暦後のお祝いの年齢
『喜寿』
77歳
77歳のお祝いは『喜寿(きじゅ)』です。
『喜寿』の“喜”という字の草書体が“七”という字を3つ重ねた形の『㐂』になります。
それが“七十七”と読めることから、77歳のことを『喜寿』と呼ぶようになったそうです。
『喜寿』も『古希』と同じように“紫色”がお祝いの色です。
紫色は古くから“特別な意味を持つ色”と考えられているそうです。
これは貴族の方々の地位を色で表す時、最も位が高い色が紫だったからだそうです。こうした考え方が一般にも広がって、現在でも紫は“尊い色”とされています。
また紫色は“心と体の癒し効果がある”と言われているそうで、古くから、人は不安な気持ちになると、身近に紫色のモノを置いていたそうです。
そんなところから、紫が長寿のお祝いの色とされています。
『傘寿』
80歳
『喜寿』の次は、80歳のお祝い『傘寿(さんじゅ)』です。
『傘』の略字が、漢数字の“八”と“十“を重ねた形(『仐』)で、“八十”と読めることに由来しています。
『傘寿』のお祝いの色は“黄色”または “金茶(きんちゃ)”です。“金茶”は明るくて黄色がかった茶色のことで、金色に近い色合いです。
『米寿』
88歳
その次が88歳のお祝いで『米寿(べいじゅ)』です。
『米』という字を崩すと“八十八”と読めることに由来しています。
『傘寿』と同じく、『米寿』のお祝いの色は“黄色”または“金茶”です。
(2016/6/23放送分より)
<スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい>
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