人々に衝撃を与え続けている「うどん県」。今年度のPR映像をお披露目! しゃベルシネマ【第38回】

By -  公開:  更新:

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

夏休み、どこへ遊びに行こうか予定を立てている人も多いのでは…。
そこで今回の「しゃベルシネマ」では、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトが発表した今年度プロモーション映像から香川県の魅力を掘り起こします。

ますますアツい!地方PR映像

近年、多くの都道府県が地元をアピールするために、各地方自治体がPR映像を作成する傾向にあります。
趣向を凝らした動画を見ていると、一口に「日本」と言っても、県ごとに異なる魅力があることが一目瞭然。
どれも発想豊かで映像としてのクオリティも高く、思わず現地を訪れてみたい衝動に駆られる面白さ。

中でも香川県は、いち早く自県のプロモーション映像を制作。
香川県を「うどん県」と改名したりとその斬新な展開は、常に注目の的となっています。

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・01(w680)

そんな香川県の「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト プレス発表会で、今年度の香川県PR映像がお披露目され、浜田恵造香川県知事とともに、うどん県副知事の要潤さんが登場。
八雲ふみねが司会を務めました。

今年のテーマは、「カッコ( )つけます、うどん県」。

毎年、日本全国を震撼させる香川県のユニークすぎる独自の世界観。
本年度の香川県、いや、うどん県のテーマは…。

「カッコ( )つけます、うどん県」。

「カッコつける」と「()をつける」を掛けたんですね。イメージ的にはこんなカンジ。

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・02(w680)

会見場に展示されていたパネルの前で…。
私も「カッコ( )つけ」ちゃいました!?
なんとも遊びゴコロにあふれたキャッチコピーですね。

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・03(w680)

うどん県副知事に就任して、この秋で丸5年となる要潤さん。
「うどん県」と書かれた額縁を持って映像に登場したときはあまりの衝撃に目を疑いましたが、いまではすっかりうどん県副知事としての顔も定着。
「香川県にはカッコいいものがたくさんあります。香川漆器、盆栽、讃岐装飾瓦、丸亀うちわ…。伝統的なものから、現代的でスタイリッシュなものまで揃っているのが魅力ですね」と、改めて故郷をアピールする要さん。

うどんだけじゃない!香川県から発信する、アートとアニメーション

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・04(w680)

香川を舞台とした人気コミック「うどんの国の金色毛鞠」のテレビアニメーション化が決定しました。
香川県出身の漫画家・篠丸のどかさんが描く本作は、うどん屋の息子・宗太と不思議な子ども・ポコの二人が織りなす、ハートフルファンタジー。

その次回予告のナレーションを、要さんが務めることが発表されました。
アニメのナレーションに挑戦するのは初めてだと話す要さん。
「遠足でいった場所、授業で行った場所。懐かしい風景がアニメーションとなってたくさん出てくるので、観ていてとても癒されます」と、作品の魅力を語って下さいました。

アニメ「うどんの国の金色毛鞠」は、10月から日本テレビ・西日本放送で開始予定。
優しい色合いの映像と、心温まるストーリー。
オンエアがいまから楽しみです!

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・05(w680)

そして今年は、3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の開催の年。
7月18日からは「瀬戸内国際芸術祭2016」夏会期が開幕。
この芸術祭は、瀬戸内の12の島々などを舞台に現代アートを通して地域を活性化していく活動で、200を超えるアート作品の展示やイベントが開催されます。

そんな時に必携なのが、うどん県おもてなしパスポート。
観光スポット情報やグルメ情報も満載。
香川県内の交通機関ターミナルや観光スポットのほかにも、東京では、新橋にある香川・愛媛せとうち旬彩館や、千代田区の香川県東京事務所などでも手に入れることが出来ますよ。

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・06(w680)

最後は浜田恵造香川県知事、要潤うどん県副知事に加え、観光香川おもてなし運動キャラクター、親切な青鬼くんも加わってフォトセッション。

香川県と言えば、その風光明媚な土地柄もあって、これまで多くの映画のロケ地として起用されています。
香川県で撮影された映画と言えば、古くは『二十四の瞳』、最近だと『八日目の蟬』。
共に小豆島で撮影されたことで有名です。
他にも、純愛映画の王道作品『世界の中心で愛を叫ぶ』、香川県出身の本広克行監督がメガホンを取った『UDON』などなど…。

中でも私がいちばん好きな映画は、『百年の時計』。
「ことでん」の愛称で全国の鉄道ファンから親しまれる香川県・高松琴平電気鉄道の路線開通100 周年を記念してオール香川県ロケで製作された映画なのですが、フェデリコ・フェリーニ監督の『そして船は行く』を彷彿させるようでイイんですよ。
この夏、香川県で撮影された映画のロケ地をめぐる旅をしてみるのもいいかもしれませんね。

会見では今年度のPR映像のうち、要さんが出演する「お土産品編」、演出家の宮本亜門さんが出演する「アート編」の2作品が披露されました。
ともに香川県公式観光サイト「うどん県旅ネット」でもご覧いただけます。
新作PR映像、是非、ご覧になってみてください!

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・07(w680)

瀬戸内国際芸術祭2016
真夏の夜の夢
2016年7月18日から8月7日まで開催
特設サイト:http://setouchi-summer-night2016.com/

隨ャ38蝗・縺・→繧吶s逵・08(w680)

うどんの国の金色毛鞠
2016年10月から日本テレビ・西日本放送ほか放送開始予定
©篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会
公式サイト:http://www.udonnokuni-anime.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

Page top