さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回の「しゃベルシネマ」では、肩の力を抜いて楽しめる映画をクローズアップ。
スリルもコーフンもMAXのアクション超大作『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』を掘り起こします。
世界一有名な“亀”がパワーアップして帰ってきた!
ニンジャ・タートルズの宿敵シュレッダーが、マッドサイエンティストのバクスター・ストックマン博士と子分のビーバップ&ロックステディの助けを借りて脱獄。
再びニューヨークを恐怖に陥れようとしていた。
そこでテレビレポーターのエイプリルや、新たな仲間のケイシー・ジョーンズらと協力し、シュレッダーの企みを阻止するために立ち上がるタートルズ。しかし彼らの前に、ミュータントに変身したビーバップとロックステディが立ちはだかる。
さらに世界征服をたくらむ悪の帝王クランゲが異次元から襲来し、タートルズ絶体絶命の大ピンチ。
果たしてニンジャ・タートルズと仲間たちは、この過去最大のピンチからニューヨークを守ることが出来るのか…。
4人組のカメ忍者が活躍する人気ヒーローシリーズを実写映画化したアクションエンターテインメント『ミュータント・タートルズ』のシリーズ第2弾。
前作から引き続き『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが製作。
「EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー」で注目された新鋭監督デイブ・グリーンが、メガホンを取りました。
レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロ。
4人のニンジャ・タートルズも、ゴキゲンの活躍ぶり。
あのずんぐりとしたフォルムからは想像がつかないようなアクロバティックなアクションと、どこかほのぼのとしたキャラクターで観客を魅了します。
魅了すると言えば、爆破王、マイケル・ベイ。
彼が監督&プロデュースする作品は、とにかく火薬の使用量がハンパない!
今作でも彼の十八番とも呼べる車の大量爆破シーンを皮切りに(?!)、ド派手でド迫力の映像は見応えたっぷりですよ。
キャスト陣では、前作でもヒロインを務めたミーガン・フォックスが続投。
そしておバカな悪役コンビ、ビーバップとロックステディが登場するのは、原作ファンにとっては嬉しいトコロ。
しかもカメの敵がイノシシとサイの姿をしたミュータントとは…。
その精巧なビジュアルにも注目です。
全方位にパワーアップした『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』、その世界観を存分に堪能できる一作となりました。
日本人にもなじみある、カメたちの活躍を見逃すな!
「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」は、実は私たち日本人にとって、なじみのあるキャラクターのひとつなんです。
元は「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」というタイトルのアメコミ。
その後、アニメ、ゲーム、実写映画など、様々なメディアミックスが展開されている人気の作品で、日本でも1980年代にアニメが放映されるなど、人気を博しました。
アニメを見ていた!という人も多いかもしれませんね。
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』シリーズの醍醐味は、何も考えずに楽しめるところ。
難しいことは抜き!頭の中を空っぽにして、素直にアクションを堪能する。
これぞ、ヒーローアクション、そして娯楽映画の真骨頂!
カメさんたちの活躍に「カワバンガ!(=やったぜ!)」と叫びたくなること、間違いなし。
子どもたちにとっては夏休み最後の週末。
親子で映画鑑賞するにもピッタリの作品ですよ。
2016年8月26日からTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
製作: マイケル・ベイ
監督: デイヴ・グリーン
出演: ミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、ローラ・リニー、スティーヴン・アメル、タイラー・ペリー、ブライアン・ティー、ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ、ステファン・“シェイマス”・ファレリー ほか
(c)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://tmnt-shadows.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/