ウォーターベッドの基礎知識
『ウォーターベッド』とは
『ウォーターベッド』とは、その名のとおり“水のベッド”です。
合成樹脂で出来た袋の中に水を入れて、それをマットレスにしたベッドです。
人間の体にはデコボコがありますが、寝た時に圧力がかかります。
ところが硬いマットレスの場合、このデコボコのせいで、寝心地が悪くなります。
逆にマットレスが柔らか過ぎると、体の重い部分だけが沈んで、背骨は不自然なカーブを描きます。
水に浮くという『水の力』を利用
そこで“水に浮く”という“水の力”を利用して、より人の体を柔らかく、しっかりと支えて、心地良い眠りを作り出してくれるのが『ウォーターベッド』です 。
さらにヒーターによって、水の温度を一定に保つことが出来ますのでベッドに入った瞬間から、快適さを得ることが出来ます。
タイプは2種類
『ウォーターベッド』には『ハードサイド』と『ソフトサイド』の2種類のタイプがあります。
ハードサイド
『ハードサイド』は木で出来た枠の中に、水の入ったマットレスを入れるタイプで、これにより柔らかいマットレスが固定されるので、寝心地が柔らかくなるそうです。
ソフトサイド
それに対して『ソフトサイド』は、木の枠の上に水の入ったマットレスを載せるタイプです。
マットレスの形が崩れないように、カバーにしっかりとした素材を使うため『ハードサイド』と比べると、寝心地は少し硬い感じがしますが、その分、寝た時の揺れは少なくなります。
メンテナンスが必要
『ウォーターベッド』は、合成樹脂で出来た袋を使っているため、長持ちさせるためのメンテナンスが必要です。
そのため年に1回、袋の中に防腐剤を入れます。
他にも、ヒーターで温められた水が気化することで、袋の中に自然と空気が溜まってきます。
やがてチャプチャプと、音がするようになってきますので、定期的に空気抜きをする必要があります。
『ウォーターベッド』で寝たことがありますが、本当に快適で、朝までグッスリ寝ることが出来ました。
(2016/9/1放送分より)
スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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