食べ物のブームというのは、時代とともに変わるもの。
バブル時代はナタデココや、ティラミス。
最近では、ハワイのパンケーキや、キャラメル味のポップコーンなども流行りました。
そして、最近じわじわと、浸透してきたのが、これまでの常識に捉われない、様々なスタイルのサンドイッチ。
おしゃれな言い方で、「ニューウェーブサンドイッチ」です。
まず、その代表格と言えるのが、和風食材を使った「和サンド」。
JR東日本のグループ会社ジェイアール東日本フードビジネス株式会社が新宿駅の商業施設「ニュウマンシンジュク」に今年の4月に作ったのが、和がコンセプトのサンドイッチ専門店「Wa’s sandwich(ワズサンドイッチ)」。外国人観光客の多い新宿駅だけに、「サンドイッチを通じて、日本の食文化を世界に発信する」事を意識しているそうですが、こちらのサンドイッチ、斬新です。
特徴は
①具材に和の食材を用いている。
②醤油や味噌、みりんなどの伝統的な発酵調味料を使うほか、昆布や鰹節などダシの旨みを利用することで、味に奥行きを出している。
③塩麹や西京味噌、黒七味などを使ったというオリジナルの調味料がアクセント。
なお、商品企画で特に意識したのが、サンドイッチとしては異例の「うまみ」「こぼれ」「つゆだく」の3点。
では、どんなものなのか?
早速ですが、高嶋さんに召し上がっていただきます。
食通に有名な玉子焼き専門店の厚焼き玉子がサンドされた「新宿赤鬼和三盆たまご焼きサンド」をご用意しました!
高嶋)並のたまご焼きサンドとは、全然違う!でも、お高いんでしょう?
はい。820円です。やや高めのお値段なんですが、広報の方にうかがったところ、食材がかなり高級なんだそうです。
たまごと、和三盆(お砂糖)は、香川産を厳選。
ダシは鹿児島・枕崎のカツオぶしと、北海道利尻昆布の一番ダシを使用。
また、食パンも、すべて自家製。国産小麦を使用し、石窯で焼いているという事です。
この玉子焼きを挟む和風のサンドイッチは、最近のトレンドになっていまして、コンビニなどでも、販売されていますので、玉子焼きと、サンドイッチの相性を確かめてみてはいかがでしょうか?
続いて、私とスタッフの意見が一致した、イチオシは「塩麹サバサンド」で、こちらは400円。
高嶋)ツナじゃないの?サバですか?これも分厚いね。
うーん。旨い!ちょっと気取ったサンドイッチでは敵わないぐらい旨いね。
ゴロッとした食感のサバの水煮をスダチ、ワサビ、塩麹と西京味噌入り特製マヨで味付け。大葉もアクセントになっていると思います。
トルコが発祥と言われる「サバサンド」。こちらは干物やフライにしたサバを挟んだりするなど、お店によって、様々。
こちらも最近のトレンドになっています。
JR新宿駅のエキナカにあります和風サンドイッチ専門店「Wa’s sandwich(ワズサンドイッチ)ニュウマンシンジュク」。
朝8時から夜10時まで営業。
なお、こちらはテイクアウト専門店で、お客さんの9割程度が女性だという事です。
これまでの常識に捉われない「ニューウェーブサンドウィッチ」続いて、ご紹介するのは、家庭出来る斬新なサンドイッチです。
その名も「サンドらず」。
去年、流行語大賞にもノミネートされ大ブームとなった「おにぎらず」。
そのおにぎらずに続き、今話題になっているのがサンドらず。
おにぎらずは握らないことで人気を得ましたが、サンドらずも読んで字のごとくサンドしないサンドイッチなんです。どういうものなのか?
料理が上手な女性スタッフに作ってもらいました。
サンドらずは、食パン1枚で作る、ロールタイプのサンドイッチです。
食パンの耳を切って、具材をパンでくるくる巻くだけ。
ワックスペーパーなどで、花束のような形に包むと見た目もきれいです。
サンドイッチでは挟みづらい唐揚げなどの食材も包むだけなので、「サンドらず」なら、簡単。見た目もきれいですし、
あと、パンも1枚で済むので、炭水化物を減らしたい方にもいいかもしれません。
この他にも、カラフルでボリュームたっぷりの具材で、見た目にも楽しいサンドイッチの事を「ビジュアル系バンド」ならぬ「ビジュアル系サンド」と呼ぶそうで、そんな「ビジュアル系サンド」も最近は増加しているようです。
11月4日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より