“戦後の食品の3大発明”の1つ『カニカマ』【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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カニカマとは

“カニ風味のカマボコ”いわゆる『カニかま』ですが、原料は『カニ』ではなく『スケトウダラ』のすり身が使われています。

カニカマの歴史

1972年に世界初のカニカマが誕生

石川県の水産加工の会社『スギヨ』さんが、1972年(昭和47年)に“カニ風味カマボコ『かにあし』”を発売しましたが、これが世界で初めての『カニかま』だそうです。
これをキッカケに『スギヨ』さん以外の会社でも『カニかま』の開発に乗り出しました。

本物のカニを食べたいけれどお値段が高くて手が出ない…そんな状況の中、カニではない!と分かっていても、限りなく本物に近くてしかもお値段も安い!ということで『カニかま』はアッ!という間に浸透していきました。

戦後の食品の3大発明のひとつに

その結果『カニかま』は『インスタントラーメン』や『レトルトカレー』と並んで“戦後の食品の3大発明”に数えられるようになったそうです。
さらに海外にも輸出されて人気となっているそうです。

その後も『カニかま』は様々なお料理に使われるようになり、味も食感もさらに進化していきました。
その1つが『スギヨ』さんが開発された“高級カニかま”『香り箱』という商品で、見た目はズワイガニそのものです。
ほぐした身を見ると、これがカマボコとは思えません。本当に凄い技術です!

 

■杏樹の感想

私は関西出身なので小さい時はよく『蒸し焼きカマボコ』を食べていました。
それが東京に出て来てから『蒸し焼きカマボコ』以外にもいろいろ種類があることが分かってカマボコを頂くようになりました。

『簀巻(すま)きカマボコ』は子供の頃に食べた記憶があります。
1本ずつ巻いてあるストローを取ったのを覚えています。

カマボコは身近な食べ物で私もよく頂きますが、知らないことがいっぱいでした。

(2016/11/18放送分より)

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