今週は『指輪』のお話をしています。
今朝は『指輪のサイズ』についてです。
『日本ジュエリー協会』さんによりますと、日本では指輪のサイズの規格が、2種類あるそうです。
1つは“従来から国内で使用されているサイズ規格”で、『ジャパンカスタムサイズ(JCS規格)』と呼ばれています。
サイズが1号大きくなるにつれて、内回りがおよそ1ミリ、直径がおよそ1/3ミリずつ大きくなります
もう1つは1998年に発表された『日本工業規格』、いわゆる『JIS規格』のサイズで、『国際的に定められた標準規格』と同じサイズです。
『JIS規格』のサイズでは、指輪の内回りのサイズ、41ミリから76ミリまでを、そのまま“号数”で表記しています。
41ミリは41号、76ミリは76号です。これにあてはめますと『ジャパンカスタムサイズ』の1号は『JIS規格』で41号、9号は『JIS規格』で49号、10号は『JIS規格』で50号、そして『ジャパンカスタムサイズ』で最大の27号は『JIS規格』で67号になります。
指輪のサイズの表記は、国によって違います。
例えばアメリカの場合、最小が1号で、最大が13号です。
『ジャパンカスタムサイズ』の9号(49ミリ)は、アメリカでは5号、『ジャパンカスタムサイズ』の10号(50ミリ)は、アメリカでは6号という表記になるそうです。
アメリカの10号は日本では20号で、10ミリ以上も違います。
■杏樹の感想
以前、『ピアス』のお話をさせて頂いた時、“元々、ピアスは邪悪なものから身を守るための『魔除け』として、身に着けていたそうです”と、ご紹介しました。
ピアスと同じように、指輪も魔除けのために着けていたそうです。今回初めて知りました。
余談ですが、月曜日に『指輪』と『指環』の字の違いを説明するのに、私は『環』のことを“環状線の環”とご紹介しました。
それに対して、何人かの関西にお住いのリスナーの方から“杏樹さんもやっぱり関西人なんですネ(笑)”とメールを頂きました。
ありがとうございました(笑)
(2017/1/27放送分より)
ニッポン放送ほか全国ネット
ニッポン放送 (月)~(金) 朝7:37から(「高嶋ひでたけのあさラジ!」内)
※ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。