『指輪』と『指環』の違いご存知ですか?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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『指輪』と『指環』の違い

“指にはめるアクセサリー”といえば『指輪』です。
今週は『指輪』についてお話したいと思います。

『指輪』を辞書で調べますと“ 指にはめる輪っかの状態をした装身具。装飾の他に『魔除け』、あるいは『結婚』などの契約を表す。多くは貴金属で作られていて、宝石をはめ込んだものなど、たくさんの種類がある”とあります。

どちらも意味は同じ!?

『指輪』という漢字には『指輪』と『指環』があります。
寺尾聰さんの大ヒット曲に『ルビーの指環』がありますがこちらは『指環』です。
この“環”という字には“輪”という意味がありますので、『指輪』も『指環』もどちらも意味は同じ・・ということになります。

意味が異なるという説も

あえて違いを挙げますと、“環”という字には『循環』とか『土星の環』といったように、“周りをグルリと回る”という意味があります。
そんなところから“人と人との繋がり”や“強い結び付き”をイメージさせるため、“目に見えない愛情”や“友情”、“絆”といったものを表す“ひとつの円”という見方もあるそうです。
そういった意味合いを大切にした場合、例えば“結婚や婚約指輪”、“大切なお友達とのペアリング”といった“想い”や“絆”を込めたものを表すものの場合、『指環』を使う方もいらっしゃるそうです。
それに対して『指輪』は、ファッションリングを表している・・という見方もあるそうです。

(注:これはあくまでも1つの見方で、婚約や結婚の指輪にも一般的には『指輪』が使われています)

(2017/1/23放送分より)

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