イチゴの赤はアントシアニン!ポリフェノールです。【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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イチゴは赤い色をしていますが、これはポリフェノールの一種『アントシアニン』という色素によるものです。
『アントシアニン』は、植物の中に含まれていることが多くて、お花の赤い色や、秋に紅葉した時に赤くなる葉っぱの色、リンゴの赤い色も、この『アントシアニン』によるものです。

イチゴは最初、緑色をしていますが、これは葉緑素と呼ばれる色素によるもので、それが太陽の光によって『アントシアニン』が発生して赤くなっていくそうです。

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『アントシアニン』は、活性酸素の働きを取り除いてくれる“抗酸化作用”の他、視力や眼の疲れにも効果があると言われています。
酸性の状態で、鮮やかな赤い色になるので例えばイチゴジャムを作る時、レモン汁を加えると、赤い色がさらに鮮やかになるそうです。

さらにイチゴには、ビタミンCが豊富に含まれています。大粒のイチゴでしたら、5粒から6粒程度食べるだけで1日のビタミンCの必要な量を満たすことが出来るそうです。
ビタミンCは風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果的といわれています。

さらにイチゴには『葉酸(ようさん)』も多く含まれています。赤血球を作り出すビタミンで、特に妊婦さんには欠かせないとされています。
新しい赤血球を作り出すために必要なことから“造血のビタミン”とも言われています。
他にも、整腸作用があるとされる『ペクチン』や体の中の余分な塩分を外に出す『カリウム』などを含んでいます。

(2017/1/19放送分より)

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