日清製粉ウェルナが“本格・利便・即食・健康”を軸に新商品を展開 「マ・マー」「青の洞窟」ブランドを強化

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株式会社日清製粉ウェルナの「2026年秋 新製品 記者発表会」が6日、都内にて開催。取締役社長の岩橋恭彦氏がパスタ市場の動向やブランド戦略について説明したほか、「マ・マー」「青の洞窟」を中心とした新商品がお披露目された。

日清製粉ウェルナが“本格・利便・即食・健康”を軸に新商品を展開 「マ・マー」「青の洞窟」ブランドを強化

取締役社長の岩橋恭彦氏

冒頭、岩橋社長は熊本地震の被災者へのお見舞いと犠牲者への哀悼の意を表明。その上で、物価高や国際情勢の不透明感が続くなか、「いま大切なのは商品の価値であり、とりわけ“ブランドの力”だと感じている」と語る。

同社によれば、乾麺パスタ市場はここ数年にわたって拡大を続けており、冷凍パスタ市場も好調に推移しているという。その背景として、調理のしやすさや保存性の高さ、コストパフォーマンスの良さなど、パスタならではの価値が改めて評価されている点を挙げた。

また、2025年には「マ・マー」、2026年春には「青の洞窟」のリブランディングを実施。ドジャースの大谷翔平選手を起用したプロモーションも展開し、ブランド認知度や好感度の向上につながったことを明らかにした。特に「青の洞窟」は、ブランドイメージや購入意向の上昇に加え、販売実績も大きく伸長しているという。

さらに岩橋社長は、単身世帯の増加やライフスタイルの変化を背景に「献立を考える」「下準備をする」といった調理工程そのものを減らしたいというニーズが高まっていると説明。今後は「本格・利便・即食・健康」の4つを軸に商品開発を進めていく方針を示した。

発表会では、こうした考え方を反映した新商品が多数発表された。「マ・マー」ブランドでは、電子レンジで温めるだけで食べられる「レンジでもち旨!やみつき麺」シリーズを展開。カレーや焼きそば、ナポリタンなどをラインアップし、袋のまま食べられる仕様を採用することで、洗い物の手間も軽減した。また、「これ焼くだけ!ラザニア」も登場。耐熱皿に中身を移して焼くだけで完成する手軽さが特徴で、ラザニア作りのハードルを下げる商品として提案された。

日清製粉ウェルナが“本格・利便・即食・健康”を軸に新商品を展開 「マ・マー」「青の洞窟」ブランドを強化

商品開発本部長の東雅文氏

「あえるだけパスタソース」は全面刷新され、「たらこバター醤油」「七味明太子」が新たに仲間入り。素材の風味やコクを高めるとともに、パッケージデザインも刷新している。

冷凍パスタでは、「ソテースパゲティ」シリーズに「ペペロンチーニ」が追加。複数の油や4種類のにんにく原料を使い分けることで、香ばしさと奥行きのある味わいを実現したという。

一方、「もちもち生パスタ」シリーズでは、人気商品のソースをリニューアル。発売から半年で冷凍生パスタ市場の売り上げトップを獲得した人気シリーズとして、さらなる展開を図る。また「大盛りでも量が足りない」という方に向けての「特盛りスパゲティ」も、業界最重量級の独自コンセプトが評価され売り上げ好調。にんにくの風味が食欲をそそる「やみつきミートソース」が刷新された。

そして「青の洞窟」ブランドでは、EC限定シリーズ「La Vita(ラ・ヴィータ)」を発表。“人生”を意味するイタリア語を冠し、「焦がし香満ちる濃厚ボロネーゼ」と「七味の香辛アラビアータ」の2品が展開される。製品そのものの美味しさだけでなく、購入から喫食までを含めた“体験価値”の提供を目指すという。さらに、EC限定商品「青の洞窟 スパゲッティ」も発売。粗挽きセモリナ粉を使用し、低温乾燥製法やブロンズダイスを採用することで、豊かな風味ともちもちとした食感を実現した。

日清製粉ウェルナが“本格・利便・即食・健康”を軸に新商品を展開 「マ・マー」「青の洞窟」ブランドを強化

冷凍食品では、「青の洞窟 Piccolino(ピッコリーノ)」シリーズに「ジェノベーゼ」が仲間入り。バジルやオリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノなどを使用し、専門店のような本格的な味わいを追求した。

岩橋社長は、「ブランドは企業の命だと考えている」と改めて強調。変化する食卓環境に寄り添いながら、利便性と本格的なおいしさを両立した商品開発を進めていくと力強く語っていた。

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