さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、2月10日から公開となる『マリアンヌ』を掘り起こします。

ブラッド・ピット×マリオン・コティヤール、これぞハリウッド・ロマンス！

美男美女が奏でるラブストーリーほど、映画好きにとってタマらないものはありません。
ハリウッドの王道とも呼べる美しいカップル、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール。
彼らが織りなす正統派ラブストーリー『マリアンヌ』、最近映画館から足が遠のいていた人も、久しぶりに足を運びたくなりますよ。

1942年、第二次世界大戦中のヨーロッパ。
秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大のミッションのためにカサブランカで出会う。
それは夫婦を装って敵を欺き、ドイツ大使を暗殺するというものだった。

その後、ロンドンで再会を果たした二人は愛を育み、穏やかで幸せな生活を送るが、ある時、上官がマックスに“マリアンヌの秘密”を告げたことから状況は一変。
マリアンヌに二重スパイの容疑がかけられたことで、マックスは彼女の愛情すら疑い始め…。

過酷な時代に翻弄されながらも、究極の愛を試される男女の運命を描いたラブストーリー。
マックスを演じるのはハリウッドを代表する俳優であり、プロデューサーとしても確かな手腕を見せるブラッド・ピット。
スパイ容疑がかけられた最愛の人を信じ守りたい、その苦悩に揺れる姿がとてもセクシーで切ないっ！
一方、マリアンヌを演じるのは、世界的に活躍する実力派女優マリオン・コティヤール。
タイトルロールでもある謎めいた女性をチャーミングにエレガントに体現し、これぞコティヤールの真骨頂とも呼べるでしょう。
監督は『フォレスト・ガンプ　一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の名匠ロバート・ゼメキス監督。
才能あふれる3人ですが、今作が初顔合わせというのも新鮮なオドロキですね。

アカデミー賞監督のきめ細やかな演出力もさることながら、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの息の合った演技は「これぞハリウッド映画！」と呼べる、ゴージャスな魅力に溢れています。
二人の熱演にアンジェリーナ・ジョリーが嫉妬した…なんてウワサもありますが、それも観れば納得?!

来週はバレンタインデー。
一足早い週末のバレンタインデートにオススメの一作です。

マリアンヌ
2017年2月10日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督：ロバート・ゼメキス
出演：ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジェレッド・ハリス、サイモン・マクバーニー、リジー・キャプラン　ほか
©2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト　http://marianne-movie.jp/