キリスト教の伝説では、カーネーションは十字架に架けられたイエス・キリストを見送る、聖母マリア様の流した涙が落ちた所から生えたお花だと言われ、“母親を象徴する花”とされています。
『母の日』が生まれたアメリカでは、お母さまがご健在の方は赤のカーネーションを贈って、ご存命でない方は白のカーネーションをお墓に捧げる…とされています。
白いカーネーションには“亡き母を偲ぶ”という花言葉があります。
日本でも、『母の日』にカーネーションを贈る風習が始まってからお母さまがご健在の方は『赤のカーネーション』、ご存命でない方は『白のカーネーション』と分けられていましたが、お子さんの気持ちを傷つけることになるのでは…という懸念から赤に統一されました。
赤のカーネーションには“母への愛” “情熱”といった花言葉があります。
そのため『母の日』に贈るのに最適です。
但し、同じ赤でも“濃い赤”の場合、“私の心に哀しみを”という花言葉があるそうなので、避けた方が良いそうです。
“避けた方が良い色”といえば、黄色のカーネーションもそうです。
それは“嫉妬”や“軽蔑” “侮辱”といった花言葉があるからです。
紫色のカーネーションも“気品”という花言葉がありますが、“気まぐれ”というネガティブな花言葉もあります。
それ以外の色、例えばピンクのカーネーションには“感謝”オレンジのカーネーションには“純粋な愛”といった花言葉がありますので、オススメだそうです。
(2017/5/11放送分より)
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