一人っ子政策廃止から1年半~中国で違法代理出産増加 高嶋ひでたけのあさラジ!

By -  公開:  更新:

5/23(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①

お腹を貸すだけで報酬は最高500万円
6:29~ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター富坂聰(拓殖大学教授・ジャーナリスト)

A Chinese couple and their two children pose for a photo at home in Daliangzhuang village, Jiazhai town, Chiping county, Liaocheng city, east China's Shandong province, 5 December 2015. 写真提供:時事通信


ビジネスとして農村の女性が請け負う

高嶋) 中国って面白い国だとときどき思いますが、例の一人っ子政策が廃止されてすべての夫婦に2人目の子供を持つことが許されてから1年半経った。すると禁止されているはずの代理出産がまかり通っているということです。お金持っていますから、誰かに頼んで。

富坂) 中国社会は格差がありますよね。代理出産というのはお金がかかりますので、受けるほうも喜んでやります。報酬はだいたい240万円。高いときは400万円、500万円くらいいきますので。ビジネスという言い方もおかしいですけれど、請け負う農村の女性が多いということです。中国の人たちは二人っ子政策1周年のときに、この番組でもお話ししましたが、あまり増えなかった。理由はあまりにも忙しかったり、高齢過ぎた。解禁になったけど体がしんどくて火が付かなかった。そういう中で、自分は仕事やキャリアの中で1年間離れるのは嫌だけど子供は欲しいと。

高嶋) 素朴なことを訊きますけど、代理出産というのは夫婦で受精した卵をお腹を借りて出産することですよね。いろいろ問題点も指摘されますけど。

富坂) 経済格差のある関係の中で都市の人が農村に依頼すると、あまり問題は起こらないようです。むしろすぐまた引き受ける。

高嶋) お腹貸してそれだけお金が入ればね。

富坂) 健康の問題も母体のほうに出てきたりとかしていますけどね。


30%がアメリカで代理出産

高嶋) 他には?

富坂) 代理出産は二人っ子政策の前からあって、どうしても子供が欲しいけれど出来ない人が代理出産を頼んでした。中国人の場合子孫がいないということは、儒教的には最大の不幸なので求められるのですね。これはお金のある人限定ですけど、アメリカに行って代理出産を依頼するという場合もあります。

高嶋) わざわざアメリカに行って。アメリカは進んでいますからね。

富坂) 30%増と数字が出ているようですね。だから増えたということになりますよね。

高嶋) そうすると政府が2人目いいよと言っても、仕事に目覚め、収入を大事にし、いわゆるキャリアウーマンという人は子供を産んでいるどころではないぞと。それは人に任せて自分はバリバリ仕事をすると。そういう人が増えているのですか。

富坂) 中国社会は子供を貰って自分の跡継ぎにするということを抵抗なくやる人たちなので、そういうのも背景にしてあるのかなと思います。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

Page top