アメリカ・ICBMの迎撃実験に成功の意味?辛坊治郎ズームそこまで言うか!

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FM93AM1242ニッポン放送『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』6/3(土)の放送では、アメリカがICBMの迎撃実験に成功したニュースについて辛坊さんが語りました。

初のICBM迎撃実験成功(米軍イメージ)マーシャル諸島米カリフォルニア州・バンデンバーグ空軍基地=20170531 資料提供:共同通信社

辛坊)失敗すると思っていたんだけど、アメリカがICBMの迎撃実験に成功しましたね。
かつてアメリカは迎撃実験を15回ぐらいやって、半分弱失敗しているんですよ。
なおかつ、大陸間弾道弾の実験はやっていないんです。
いわゆる中距離、4,000キロメートルから5,000キロメートルの弾道ミサイルは
実験していたんですけど、大陸間弾道ミサイルはそもそもしていなかったんです。

何で実験していなかったかというと、やりたい気持ちはあっても
大陸間弾道ミサイルを持っている国は限られていて、
北朝鮮を除くと中国とロシアぐらいしかないんですよ。
大陸間弾道ミサイルの迎撃実験ということは、
「中国やロシアのミサイルを撃ち落とすぞ」と言うことと、等しいですから。

飯田)喧嘩売りますね。

辛坊)喧嘩売りますよ。
俺らが若いころ、大陸間弾道弾っていうのを、アメリカとソ連が開発競争している時に
「ABM条約(Anti-Ballistic Missile Treaty)」って言うのがあったんですね。
大陸間弾道弾の迎撃を制限しましょうと。
つまり、矛と盾の関係で、
片方の矛の開発が進んで、もう片方の盾の開発も進むと
それを突破しようと、またICBMの開発が進むんで
お互いに、軍事競争をやめるために、弾道弾の迎撃ミサイルの開発もやめましょうということなんです。

今回アメリカが、北朝鮮の話がないのに突然、大陸間弾道弾の迎撃実験をやりました!
って言うことになると、中国とロシアが「喧嘩売ってんのか!?」ってなるけど
アメリカとしては、凄いいいタイミングで
北朝鮮が上空2,000キロメートルまで上がるミサイルを打ち上げたから
アメリカとしては「大陸間弾道弾の迎撃、やってみます。ロシア相手じゃないですよ!中国相手じゃないですよ!
北朝鮮のICBMの迎撃実験ですから!」って言うと中国もロシアも文句言えないよね。
文句があるなら、北朝鮮に言えよ!ってね。

飯田)北朝鮮を、抑えてみせろよってなりますよね。

辛坊)ロシアは北朝鮮との間で万景峰号の運行を始めるし、中国はいくら言ったってミサイルの実験をやめさせないし
アメリカにはこれだけの力があるっていうのを、中国・ロシアに向けて見せたいと。
今までできなかったけど、このタイミングならできるということでやてみました。そして成功しました。というね。

怒っているのはロシアと中国だよね軍事的には物凄い脅威だもんね。
ミサイルの恐怖で世界の平和のバランスが保たれているのに
一方的にアメリカがロシアや中国のミサイルを迎撃できるっていうんだったら
力のバランスが一気に崩れる可能性があるんだから。
そう言う意味では、この実験は対北朝鮮的な小さな目線で見ないで
中国・ロシアと大きな目線で見るとエライことやったなという感じですよね~。

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来週6/10(土)は元日本航空パイロットの小林宏之さんをゲストにお迎えします!

FM93AM1242ニッポン放送 辛坊治郎ズーム そこまで言うか! 土 13:00~15:00
パーソナリティー:辛坊治郎、増山さやか、飯田浩司
番組ホームページ:https://www.1242.com/program/zoom/
メールアドレス:zoom@1242.com
番組Twitter:#zoom1242
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番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分

番組HP

人気ニュースキャスター辛坊治郎がパーソナリティを務める『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』。2012年4月7日から2017年9月30日までニッポン放送で毎週土曜日に放送されていた人気番組で、最近では、毎週木曜日午後に期間限定で復活していましたが、今回枠を拡大してレギュラー化!

辛坊治郎が政治・経済・文化・社会・芸能まで、今日一日のニュースの中から独自の視点でズーム!し、ニュースの見方や本質を解説。リスナーが「なるほど」と感じるニュースワイド番組です。番組ハッシュタグは「#辛坊治郎ズーム」です!

[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月-木)/飯田浩司アナウンサー(木)

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