私が夫の家を出た時に父がくれた手紙に泣きました【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第305回 By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2017-06-13 更新:2020-01-12 コラム瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」瀬戸内寂聴 私が夫の家を出た時、父が私に手紙をくれました。「お前は子どもを捨て、人非人になったのだ。鬼だ。鬼になった以上は、めめしい人情などに引っ張られず、大鬼になれ」。誤字だらけの手紙でしたが、私は初めて父に向かって泣きました。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ ツイートする シェアする 送る はてな