温泉マークが変わる?東京オリンピックへ施策
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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
以前番組で、近年の外国人観光客の増加と2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え「一時停止」や「徐行」の道路標識に英語表記が加わる話を取り上げましたが、今日は「ピクトグラム」についてお伝えします。
ピクトグラムとは、言葉が分からなくても見た人に意味が伝わるよう作られた案内用のマークのことです。
日本のピクトグラムは1964年の東京オリンピックの際、外国から来た人々が困らないよう電話やトイレの記号を作ったのが始まりなのだそうです。
そんなピクトグラムは次のオリンピックに向けてより分かりやすく見せる為、いくつかマークが変更されたのだとか。それが「駐車場」「手荷物受取所」「救護所」「乗り継ぎ」「ベビーケアルーム」。
そしてデザインがプラスされたのが「温泉」のマークです。また「無線LAN」「充電コーナー」「コンビニエンスストア」「海外発行カード対応ATM」など、時代と共に必要となった15種類の新しいマークも追加されたようです
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「へぇー」。
そっか、道路標識変わるってやりましたけど、ピクトグラムも変わるのですね。「温泉のマークが何で変わるの? あんなの判りやすいじゃない」って思ったら、あれを見ると外国の人は「温かいご飯が出てくるところ」って思うんですって。
まさか人が入るお風呂だとは思わないんだって。だから温泉は3本の湯気がクルって囲まれているマークから、人が3人浸かっているっていうものに変わりました。
駐車場は「P」だけだったのが「P」と車のマーク。「手荷物受取所」はバッグの絵だけだったのが、そこに人が屈んで取るような絵も入りました。「乗り継ぎ」は飛行機が2つだけだったのが、人が飛行機と飛行機の間を歩いているような、乗り継いでいるシーンを描いています。「ベビーケアルーム」はおむつをした赤ちゃん1人の絵だったのが、お母さんがおむつを替えてあげているような絵と哺乳瓶の絵が加えられています。
これはすごく判りやすいけど、シンプルじゃなくなったから遠くから見たら判らないかも。近くまで行って「あ、こういうことか」と判るようなマークという気がします。
新しく追加されたのはWi-Fiの波みたいなマークの「無線LAN」とか、充電器が描かれた「充電コーナー」など。確かに10年前にはWi-Fiは皆使ってはいなかったから、この無線の絵も無かったですよね。あったのかな? 私が知らなかっただけかな?
でも日本人って何だか丁寧で素敵ですね。これを絵にしてくれるこの細やかさ、良いですね。
新しい「ピクトグラム」。外出した際には是非見つけてみて下さい。
(9月12日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~