日本のチーズケーキに影響を与えたドイツの『ケーゼクーヘン』
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ドイツの『ケーゼクーヘン』とは
ベイクドチーズケーキのこと
日本のチーズケーキに影響を与えたのは、ドイツの『ケーゼ クーヘン』だと言われています。
『ケーゼ』は『チーズ』、『クーヘン』は『ケーキや焼き菓子』の意味ですので、『ケーゼクーヘン』=『チーズケーキ』です。
ドイツのフレッシュチーズ『クワルク』と、カスタードクリームで作る『ベイクドチーズケーキ』です。
この『クワルク』というチーズは、ヨーグルトのようなサッパリとした味わいが特徴ですので、それで作る『ケーゼクーヘン』も、とてもクチ当たりが良いそうです。
日本初のチーズケーキのキッカケに
昨日、洋菓子メーカーとして有名な『モロゾフ』の初代の社長さんがドイツに行かれた時、喫茶店で頂いた『チーズケーキ』の美味しさに衝撃を受けて、帰国してから『チーズケーキ』の開発に乗り出しました・・・とご紹介しましたが、社長さんが頂いたのもこの『ケーゼクーヘン』です。
元々『ケーゼクーヘン』は焼いて作る『ベイクド』タイプですが、冷やし固めるタイプや、湯せんして作るタイプなど、様々なバリエーションがあるそうです。
ケーゼクーヘンに使われるのは『フレッシュチーズ』
この『ケーゼクーヘン』に使われる『クワルク』は熟成させない『フレッシュチーズ』ですが、『チーズケーキ』によく使われる『フレッシュチーズ』には『クリームチーズ』と『マスカルポーネ』があります。
『クリームチーズ』は真っ白で柔らかくて、きめ細かくてなめらかな舌ざわりが特徴です。
『マスカルポーネチーズ』は、真っ白な固まりをしたチーズで『クリームチーズ』と比べると、酸味が少なくて、質感が軽いのが特徴です。
『ティラミス』に使われるチーズとしてもお馴染みです。
(2018/1/25放送分より)
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