金正恩委員長の対米外交~石破茂はどう見るか?

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3/9(金)FM93AM1242 ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

いかにして米に体制を認めさせるか
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター石破茂(元自民党幹事長)

韓国の訪朝特使がホワイトハウス入り~マクマスター大統領補佐官と会談

本日3月9日早朝、鄭大統領府国家安保室長が今月5日から6日にかけて行われた北朝鮮の金正恩委員長との会談の内容を伝える為にホワイトハウスに入った。平昌オリンピックから続く北朝鮮の外交の動きについて、特別ゲストの石破茂元自民党幹事長に訊く。

高嶋)北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談内容、これをアメリカの政権に伝えるということで、訪米した韓国の鄭大統領府国家安保室長がホワイトハウスに入ったという情報が今日、早朝に届きました。新聞の見出しを見ていると気になるのが、「韓国特使、トランプ氏面会か」という「か」ですが、どうなのでしょうか? 他の新聞の情報だと、マクマスター大統領補佐官と会うというようなことですが。まず、この間の金正恩氏の、韓国の特使を迎えたときの本当にニコニコ顔の大接待攻勢、歓待攻勢みたいのはどう映りましたか?

石破)やや異様な感じがしましたね。ここまでやるのかという感じで。それはもう北朝鮮にしてみれば如何にして韓国を取り込み、韓国をメッセンジャーにしてアメリカに伝えるか。「北朝鮮はこう思っているし、韓国もそうなんだよ」というようなことの方がアメリカに対しては効果的ですからね。

高嶋)与正さんがワシントンに行くかもしれないという情報も入っています。次から次と手を打ってくるんですよね。これは体制を認めてもらって、米朝対話に結び付けるという、かなり具体的な目標を持って一つ一つ動いていると判断していいですか?

石破)そうですね。体制を認めさせようということに尽きますよね。とにかく国民全体が拉致されたような、食うや食わずの物凄く反日で、物凄く個人崇拝で、国民に対するマインドコントロールが徹底している。我々からすると非常に異様な政権に映りますが、何だろうとかんだろうとこの政権のあり方を認めようということですからね。

高嶋)それが一番の眼目なんでしょうが、こちらにとってはこの頃よく言われるトランプさんが変なところで妥協するのではないかというような、その辺の恐れ、それから可能性。どうですか?

石破)妥協というか、取引というかね、要はアメリカファーストであるわけです。そのときに日本はどうするんだ? 北朝鮮問題って結局、アメリカ、中国、米中関係の従属変数なのでね、ここに中国がどう、関係してくるかということが一番の焦点であることは当然のことですよね。

朝鮮戦争はあくまで休戦中がということを忘れてはならない

高嶋)一番割りを食いそうなのは日本ですよね。今のイメージでは。

石破)そうですね。だから賠償をどうするかという話は必ず出てきます。ですが、北の経済をどうやって建て直すのだということであって、そのことについて日本はどう関わっていくのか。まだまだ先のことですが、我々はそこまで考えて、その際にどういうことになって、法的根拠は何で、歴史的経緯はどのようなことであって、朝鮮戦争はまだ終わってないのだよ、あくまで休戦ですからね、そのことを忘れてる人が多いんだけど、北朝鮮のやってることというのは、まだ戦争は続いているんだよということが、念頭にあることは間違いありません。

高嶋)なるほど。トランプさんがちょっと、せかせかしているような感じがするんですけど。

石破)いつもそうじゃないですか(笑)。でもそれがトランプ流なのであってね、なめたらいかんと思いますね。

高嶋)普通、カウンターパートはやはりマクマスターさんだと思うのですけどね。覗きたくてしょうがないでしょうね。何を言ってきたのかなというようなことをね。

石破)そうだと思いますし、金与正さんってとにかく金正恩さんが一番信頼している人ですからね、そこは確かでしょう。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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