タイヤが真っ黒な理由は? タイヤのクルマの足としての4つの役割
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『タイヤ』を辞書で調べますと“自動車・自転車などの車輪の外側の部分を覆う、ゴム製の輪。普通、内側のチューブを含めていう”とあります。
『タイヤ』はクルマの足として、4つの役割を果たしています。1つめは『クルマの重みを支える』、2つめは『走る力と止まる力を路面に伝える』、3つめは『走行中、路面の凸凹による衝撃を和らげる』、4つめは『行きたい方向に曲がったり、直進の状態を維持する』。『タイヤ』にはこうした重要な役割があります。
そんな『タイヤ』ですが、天然ゴムや合成ゴム、硫黄、さらに薬品などの原材料を混ぜ合わせて、タイヤの部分のもとになる『混合ゴム』を作っています。こうした材料を、どれ位ずつ混ぜるかによって、『タイヤ』の性能が変わってきます。
『タイヤ』の色が黒いのは、真っ黒な炭の粉『カーボン』を混ぜ合わせているからです。それまでは『白』または『飴色』だったそうです。また『カーボン』を使うことで、『タイヤ』の耐久性は3倍から4倍上がったそうです。さらに『カーボン』と『硫黄』を混ぜ合わせることで、ゴムに弾力性がつくようになりました。
これ以外にも新しく開発した素材を混ぜて、新しい『タイヤ』のためのゴムを作っているそうです。
(2018年4月2日放送分より)
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