潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産へ

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5/4FM93AM1242ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』今日の聴きどころ!4

潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産へ
7:27~教えて!ニュースキーワード:コメンテーター宮家邦彦(外交評論家)

大浦天主堂 提供産経新聞

 

潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産へ
世界文化遺産への登録を目指していた長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について、ユネスコの諮問機関イコモスは世界遺産にふさわしいと勧告した。これにより長崎市の大浦天主堂など12の構成資産は、今年世界文化遺産に登録される見通しとなった。一方、国際的に希少な固有の生き物が生息している鹿児島県の奄美大島と徳之島、それに沖縄県の沖縄本島北部と西表島については今年の登録は見送られる模様となっている。

飯田)これについては2年前には見直すべきだということが言われていたんですが、今回はOKとなりました。メールもいただいています。
ジャスミンさん、春日部の主婦の方。
『私の故郷に潜伏キリシタン関連の協会があるので、観光客が来るようになれば地元は嬉しい悲鳴をあげるかもしれません。なんとも思わなかった島の教会が世界文化遺産。びっくりです』

宮家)熊本の天草には僕も行きましたけど、すごい遺産です。キリスト教が禁教とされた時代に長崎や天草の民衆の中に受け入れられ、決して裏切らなかった。欲を言えば焦点を当ててほしいのは、あの地域の豊かな人情であり寛容な心ですよね。ユネスコの方が禁教期間だけに限るべきだと指摘したのは少し残念ではあるんだけれども、しかしいずれにせようまく登録されることになったのでよかったなと思っていますよ

飯田)弾圧の人権侵害だという部分ばかりを注目されても

宮家)最初はキリスト教目線なのかなとは思ったけれども、弾圧は世界中にあるわけですから、今回のことは素直に喜ぶべきではないかなと思いました。

飯田)軍艦島も世界文化遺産に登録され、観光資源が今、注目されています

宮家)今でもすでに観光客が入り始めているんじゃないですか。だって東京だって、こんなところにまで外国人観光客がこんなところに関心があるの?ってところにいたりするので、間違いなく天草、長崎も外国人観光客がバンバン来ますよ!

飯田)カムフラージュしていた隠れキリシタンの文化や残されたものひとつひとつ見ていくと、それはそれは見事なものですよね

宮家)彼らの苦しみと歴史が今も残っていて、それをそのまま見ることができるから、私はもっともっと観光客に行ってもらいたいなと思っています。

飯田)宮家さんも仰ったけど、心の部分というか、いろんな宗教が並立できる日本、この点は稀有ですよね

宮家)そう!それと同時にあの当時は西欧の列強がアジアにやってきていて、中国は随分やられてしまった。日本にも随分入って来たけど島国だったせいか、違いがありましたよね。そういうところまで掘り下げて見てもらえればいいなと思います、日本の寛容さという部分もね。

 

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