焼きそばの種類

あんかけ焼きそばとは

『あんかけ焼きそば』を辞書で調べると“中国料理のひとつ。蒸した中華麺を油で焼きつけるようにして炒めるか、油で揚げたものの上に、肉や魚介、野菜などを炒めて、調味料やスープ、片栗粉を加えて作った餡をかけたもの。『かた焼きそば』ともいう”とあります。

あんかけ焼きそばは『かた焼きそば』と『上海焼きそば』の2種類!?

この説明ですと、『あんかけ焼きそば＝かた焼きそば』ですが、“麺への熱の通し方で、『かた焼きそば』と『上海焼きそば』の2種類に分けられる”という見方もあるそうです。

違いですが、“蒸した麺を油で揚げて、餡をかけるもの”を『かた焼きそば』、“焦げ目を付けた蒸した麺に、餡をかけたもの”を『上海焼きそば』という説明があります。
但し、本場の『上海焼きそば』は、うどんよりは細く、蕎麦よりは太い麺を炒めて、中国の醤油で味付けしたものです。チンゲンサイなど青菜や肉などを一緒に炒めて作るのが『上海焼きそば』だそうです。

北海道にある『小樽あんかけ焼そば』

そんな中、北海道には『小樽あんかけ焼そば』というのがあります。
小樽市内などの店で提供されている、いわゆる『五目あんかけ焼そば』のことです。
戦後に誕生して、昭和30年代に小樽に広まりましたので、約70年の歴史があります。

その長い歴史の中で、様々な工夫がされてきて、独自の進化によって現在の『小樽あんかけ焼きそば』があるそうです。そのため“これが小樽あんかけ焼きそばです！”という明確な定義はないそうですが、“小樽のソウルフード”であることは間違いないそうです。

(2018年5月23日放送分より)

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