ストッキングを修理していた時代に開発されたシームレスストッキング

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1940年(昭和15年)、アメリカで『ナイロン製のストッキング』が誕生しましたが、それによって『ストッキング』の強度は大きくアップしました。『ナイロン』が登場するまでは、『ストッキング』といえば『シルク』でしたが、ぜいたく品でしたので、当時の女性たちは『ストッキング』が伝線しても、捨てずに修理に出していたそうです。当時は“ストッキングを修理する店”があったんです。それが『ナイロン』の登場で、『ストッキング』の素材は丈夫になっていきました。

日本で『ストッキング』が発売されたのは、1952年(昭和27年)です。当時の『ストッキング』は、それぞれの部分を縫い合わせて作るため、履いた時に、後ろに縫目(シーム)がありました。そのため、少し動いただけでも縫い目が歪んでしまうため、常に脚の後ろが気になっていました。

そんな中、繊維製品の製造・販売メーカーで、現在の『アツギ株式会社』の創業者、堀禄助(ほり・ろくすけ)さんが“日本の女性にもっと履きやすいストッキングを!”という想いから“縫目のない、シームレスのストッキング”の研究を始めました。

そして1955年(昭和30年)に、国内で初めて『シームレスストッキング』を本格的に生産・発売しました。ところが女性たちからは“ストッキングを履いていないように見えるのが恥ずかしい・・・”という気持ちもあって、なかなか受け入れてもらえなかったそうです。

その後、この日本製の『シームレスストッキング』ですが、品質の良さから、海外で高く評価されるようになりました。それによって、日本の女性にも受け入れられるようになったのは1961年(昭和36年)のことです。

(2018年5月16日放送分より)

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