『ちょぼ焼き』が『ラジオ焼き』になり『明石焼き』と合わさって『たこ焼き』になった?

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『ちょぼ焼き』が『ラジオ焼き』になり『明石焼き』と合わさって『たこ焼き』になった?

たこ焼きの歴史

お好み焼きとルーツは同じ

『たこ焼き』も『お好み焼き』もルーツは同じとされています。
それが『お好み焼き』とは別の形で進化したのが『たこ焼き』だそうです。

たこ焼きはどうやって生まれた?

『ちょぼ焼き』と『ラジオ焼き』とは

『たこ焼き』が誕生する前、大正時代に関西には小麦粉を水で溶いて焼いた『ちょぼ焼き』というのがあったそうです。
その『ちょぼ焼き』にコンニャクやネギ、スジ肉などが入れられるようになると、名前が『ラジオ焼き』になりました。
この名前ですが、当時はハイカラな食べ物だったので、その頃の最先端の電化製品で、高価だったラジオにあやかって『ラジオ焼き』と呼ばれるようになりました。

明石でタコを入れて食べていたのがキッカケ

1935年(昭和10年)、大阪にあります『会津屋』のご主人、遠藤留吉さんが、『ラジオ焼き』を食べていた兵庫県明石のお客さんから“明石ではタコを入れて食べているよ”と言われたそうです。
それを聞いて“タコに合う『ラジオ焼き』の生地の研究”に取り組んだところ、誕生したのが『たこ焼き』だったとそうです。
ご主人の遠藤留吉さんが、福島県の会津のご出身だったことから、屋号が『会津屋』です。

『たこ焼き』と『明石焼き』の違い

明石には『たこ焼き』に似ていますが、『たこ焼き』よりも生地に卵とダシ汁を多く使っていて、フワフワで柔らかな『明石焼き』があります。
中にはタコが入っていて、そのアツアツを冷めたダシ汁につけて頂きます。
ダシ汁につけて頂く『明石焼き』に、ソース味の『たこ焼き』、どちらも今や全国区の人気ですネ。

 

■杏樹の感想

関西人の私ですが、お好み焼きを家で作る時、母とは親子でも入れる具材や焼き方が違います。作る人によって個性やこだわりがある・・・それがお好み焼きの楽しさや魅力じゃないでしょうか?

今回、お好み焼きやたこ焼きのお話をしていて、やっぱり食べたくなったので(笑)マネージャーさんに買って来てもらって、番組スタッフと一緒に美味しく頂きました(笑)。

(2018年5月11日放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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