知っておきたい! 名刺のさまざまなルールとマナー
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5月4日は『名刺の日』です。これは『日本名刺研究会』が定めたもので、『5月』を『May(メイ)』、『4』を『シ』と読む語呂合わせです。名刺の普及などを目的とした日です。
そんな名刺ですが、基本は“目下の者から出す”のがルールです。目上の人から先に出された場合は“申し遅れました”と言ってすぐに自分の名刺を出します。もし同時に出してしまった時は、目上の人が受け取るのを待ってから相手の方の名刺を頂きます。
また相手の方の会社に行かれた時は、“お邪魔します”という意味から訪れた人から先に名刺を出します。
名刺を受け取る時は黙って受け取らず、“頂戴致します”と言いながら両手で受け取ります。その際、相手の方の会社のロゴや名前などに、自分の指が掛からないように、注意が必要です。
お互いが同時に名刺を出してしまうことがありますが、その時は右手で差し出して、左手で受け取るようにします。
頂いた名刺を相手の前で見る時は、自分の胸より高い位置で見ます。そして“○○様ですネ”といったように、頂いた名刺を見ながら相手の方の名前を確認します。特に“珍しい名前”や“漢字が難しい名前”の場合、このタイミングで読み方を尋ねるのは、失礼にあたらないそうです。他にも名刺には、様々なマナーがあります。
■杏樹の感想
私は名刺を持っていないので、頂くばかりです。そんな名刺ですが、関東での『東京4号』、関西での『大阪9号』というサイズの呼び方は知らなかったので、とても新鮮に感じました。
名刺の漢字が、どうして『紙』ではなくて『刺』なのかずっと気になっていたので、その理由が分かってスッキリしました。
(2018年5月4日放送分より)
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