国によって違うアップルパイの焼き方と味
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アップルパイの基礎知識
同じ『アップルパイ』でも、国によって味付けや形が変わります。
日本とイギリスやアメリカとは何が違う?
作り方、見た目の違い
日本の『アップルパイ』は、何層にもパイ生地が重なった『パフペイストリー』、いわゆる『折り込みパイ』を使うことが多いですが、イギリスやアメリカの『アップルパイ』は、『ショートクラスト・ペイストリー』、いわゆる『練り込みパイ』を使います。
日本の『アップルパイ』と違うのは、これを受け皿としてだけでなく、具の上からも、フタのようにしてかぶせます。
使うリンゴの状態の違い
イギリスの伝統的な『アップルパイ』のレシピでは“砂糖を加えて煮込んだリンゴ”をパイ生地に流し込むものが多いそうですが、アメリカでは“生のリンゴ”を生地の上に盛ってオーブンで焼くのが一般的だそうです。
味付けの違い
日本の『アップルパイ』の場合、味付けは基本、砂糖だけですが、イギリスの『アップルパイ』にはレモン、またはシナモンやナツメグなどのスパイス類、さらにブラックベリーを加えることがよくあるそうです。
他にも、チーズを加えることもあるそうで、『チェダーチーズ』や『ウエンズリーデイルチーズ』などが『アップルパイ』に入れるチーズとして有名だそうです。
また、アメリカの『アップルパイ』にはシナモンやナツメグを効かせたものが多いのが特徴です。
アップルパイに使う品種
日本で最適なのは『紅玉』
日本のリンゴの中で、『アップルパイ』に最適! と言われるのが『紅玉(こうぎょく)』という種類です。
その名のとおり、皮が真っ赤なリンゴです。
“酸味と香りが強い”“煮崩れしにくい”という特徴があって『アップルパイ』には最適な品種だそうです。
(2018年4月26日放送分より)
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