イライラした時に思い浮かべてほしい言葉『和顔愛語 先意承問』
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イライラしたときの対処法
『和顔愛語(わげんあいご・わがんあいご)を心掛ける
意味は『和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接する』
仏教の教えのひとつに『和顔愛語(わげんあいご・わがんあいご)』という言葉があります。
『和顔』には『おだやかな表情』、『愛語』には『心やさしい言葉』という意味があります。
つまり“和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること”です。
この『和顔愛語』を心掛けることが、“心を乱さず、平常心を保つコツ”でもあるそうです。
イライラした時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で、周りの人に接する姿勢が『和顔愛語』だそうです。
『和顔愛語』の続き『先意承問(せんい・じょうもん)』とは
相手の気持ちを先に察してその望みを受け取って満たしてあげること
この『和顔愛語』には続きがありまして『先意承問(せんい・じょうもん)』という言葉です。
意味は“相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取って、自分が満たしてあげること”です。
つまり『和顔愛語 先意承問』とは“和やかな顔と、思いやりの言葉で人に接することで、相手の気持ちをいたわって、先に相手の気持ちを察して、相手のために何が出来るか? を考えて、自ら進んで、手を差し伸べていく”という意味です。
イライラは周りに伝染します。
ひとりのイライラのせいで、それまで良かった雰囲気が悪くなることもあります。そんな時こそ『和顔愛語』だそうです。
(2018年4月19日放送分より)
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