リアルな地図のデザインによるポロシャツが人気な理由

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日本最大手の地図製作会社である株式会社ゼンリンの社長である高山善司が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。これからの地図の可能性について語った。

黒木)今週のゲストは、日本最大手の地図の会社、株式会社ゼンリンの代表取締役社長、高山善司さんです。地図の可能性はどうお考えですか? どういったところを楽しんでもらいたいですか?

高山)いままでの地図は利便性が追求されることが多かったのですが、いま当社が取り組んでいることはデザイン性です。地図にデザインがあるものを目指してやっています。

黒木)デザイン性というと、もう少し具体的にはどういったことでしょうか?

高山)最近出したやつで言うと、ポロシャツに地図の柄が載っているものです。

黒木)ええ?

高山)もうそれは柄なのですよ。デザインなんですよ。データベースから出力して、デザイン会社さんが作られるようなものではなくて、本物の地図を使っています。リアルな地図であるということが差別化されて、若い人にも受け入れられているようです。いろいろなものとの親和性も高いです。

黒木)これから2年後は東京オリンピックですから、そういうものも。

高山)外国の方々へのお土産にもなります。

自宅の地盤や避難所を知る情報としての地図

黒木)防災の避難所や自分の家の地盤などの情報を知りたいと思うのですが、そういった地図もあるのですか?

高山)あります。一般に販売というよりも、自治体から依頼されて、うちが整備をして、それが市民の方に広がるというものですね。いままでは家の下に何かあれば問題なのであまり出てこなかったのですが、最近は防災マップを作られている自治体は多いです。そのお手伝いをさせて頂いています。

黒木)デザイン、防災、レジャーなど全てということですね。

高山)移動するには位置情報が必須ですから。自分で見るのか、機械が見るのか。そんな時代ですから、なんでもできるようにしていないとなりませんね。


高山善司 / 株式会社ゼンリン代表取締役社長
長崎県出身。西南学院大学商学部卒業後、株式会社ゼンリンに入社。
営業部門を中心に歩み、2008年4月から社長に就任。
創業してから60年の歴史で、創業家以外の生え抜きのトップは初めて。


[株式会社ゼンリン]
大分県別府市で1948年「観光文化宣伝社」として創業。50年に善隣出版社と改称。
1952年から住宅地図を手がけ、80年には住宅地図の年間発行部数100万部を達成。
1984年からカーナビの研究開発に着手し、国内規格の統一にも関わり、全地球測位システム(GPS)を使った位置情報の提供のほか、自動運転やドローン操作向けの地図のシステム開発なども手がける。住宅地図は地域の状況を細かく把握するため、自治体や電力会社などでよく使われるほか、災害時の被災者救援活動や復旧活動でも活用されている。
またゼンリンはグーグルやマイクロソフトなどにもデジタル地図を提供。スマホやパソコンで見られる日本地図の多くがゼンリン製!
昨年6月には東京都の離島部にある7村の住宅地図帳を発売し、65年をかけて、全国1741市区町村の住宅地図を網羅。カバー率・100%を達成した。

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