【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第462回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、8月17日から公開となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』を掘り起こします。
早くも続編が公開!
2017年の邦画実写でナンバーワンヒットを記録した『銀魂』。前作の公開からわずか1年で続編が公開ということで、その期待値の高さが伺えます。
先日の「菅田将暉のオールナイトニッポン」では、主演の小栗旬がゲスト出演。菅田将暉との“銀さんぱっつぁんトーク”を楽しまれた方も多いことでしょう。原作の中でも人気のある「真選組動乱篇」と人気キャラクター「将軍接待篇」を融合したハイブリッド作品として描かれる今作のサブタイトルは、ズバリ『掟は破るためにこそある』。常識を覆す『銀魂』シリーズが、さらに“掟破り”な作品となって帰ってきました。
街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船。舞台は、パラレルワールドの江戸時代末期。かぶき町の便利屋“万事屋”では、金欠で家賃も払えない事態となり、坂田銀時、志村新八、神楽の3人は、アルバイトをすることを決意する。ところがアルバイトに行く先々で、天下の将軍様と遭遇するハメに。同じ頃、近藤勲率いる“真選組”は内紛劇により、かつてない危機に見舞われていた。やがてそれは、将軍までも巻き込んだ陰謀へと繋がっていることが明らかとなり、江戸中で大騒動が勃発する…。
キャストは小栗旬、菅田将暉、橋本環奈の3人はもちろん、長澤まさみ、岡田将生、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮、堂本剛が続投。そしてさらなる個性派俳優たちが、今作に初参戦。“スナックお登勢”のママ・お登勢役にキムラ緑子、「真選組動乱篇」のキーパーソンとなるキャラクター伊東鴨太郎役に三浦春馬、そして河上万斉役に窪田正孝。松平片栗虎役の堤真一、徳川茂茂役の勝地涼、猿飛あやめ役の夏菜と豪華な顔ぶれが揃いました。
もちろん福田雄一監督作品には欠かせないムロツヨシ、佐藤二朗も出演。それぞれのキャラクターがどんな風に物語に絡んでいくか、おおいに期待したいところです。
メガホンを取るのは、前作につづき、もちろん福田雄一監督。マンガの実写化には厳しい目を持つ原作ファンからも「面白い!!!」と賞賛されただけに、今作では前作以上に笑いのハードルを上げ、さまざまな“掟破り”を仕掛けていること間違いなし。ますますパワフルな『銀魂』ワールドが、日本の夏をさらにアツくします!
銀魂2 掟は破るためにこそある
2018年8月17日から全国ロードショー
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・監督:福田雄一
主題歌:back number「大不正解」(ユニバーサル シグマ)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、中村勘九郎、堂本剛、堤真一
©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
公式サイト gintama-film.com
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/