干し鱈コロッケに白レバーのコロッケ、そしてソフトシェルのコロッケ
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日本コロッケ協会会長で食文化クリエイターの藤井幸大が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。これまでに衝撃を受けたコロッケのいくつかを紹介した。
黒木)今週のゲストは日本コロッケ協会会長で、食文化のクリエイターでいらっしゃる藤井幸大さんです。
またまたコロッケ王子に、オススメのコロッケを持って来て頂きました。
藤井)今日はちょっと趣向を変えて、幡ヶ谷の「jicca」さんというお店なのですが、干し鱈のコロッケです。白身魚の鱈を干したものですね。この特製ソースをかけて頂いて。
黒木)変わっていますね。丸い形で、たこ焼きみたいですね。
藤井)ちょうど大きさも揚げたこ焼きみたいな見た目になりますが。
黒木)このピューレとチーズをかけて頂きます。……うん、美味しい。
藤井)こちらはもともと、ポルトガル料理のコロッケになります。
黒木)ご自分でお店を見つけて行かれるのですか?
藤井)そうですね。初めて入ったお店でメニューにコロッケがある場合は、必ず全種類を食べるというルールがあるのです。「これは衝撃だな」なんていうのをメモしてリストにしています。それをいろいろなメディアに紹介させて頂いたりもしています。
黒木)やはり変わったところというと、今日も相当変わっていますけれども。他にはどういったものがありますか?
藤井)例えば白レバーのコロッケです。トリュフと白レバー。これは赤坂のあるバーにメニューとして置いてあるコロッケ。
黒木)ということは、つまみ?
藤井)そうですね。
黒木)全国のコロッケを食べ歩いていらっしゃるのですか?
藤井)世界のコロッケを食べ歩いています。先月はバンコクに行ってきたのですが、バンコクでもソフトシェルクラブのコロッケは非常に印象に残っています。
黒木)どんなコロッケなのですか?
藤井)ちょっとアメリケーヌなソースをかけるのですが、甲羅ごと食べられる脱皮したての蟹を、味噌風に味付けして。プーパッポンカリーのような。
黒木)カレー?
藤井)タイ名物の蟹のカレーがあるのですが、そのタイカレーのような蟹のカレーを染み込ませた芋の、丸いたこ焼きのような形をしたコロッケなのです。そして上からも甲殻類を潰したようなソースをかけるコロッケなのですが、非常に美味しかったですね。
藤井幸大/日本コロッケ協会会長・食文化クリエイター1981年生まれ。北海道札幌市出身。
コロッケを中心に冷凍食品の製造販売をしている「サンマルコ食品」の創業家に生まれる。3代目にあたるが、祖父に変わって父が社長に就任するまでは会社員の家庭で育つ。
米アカデミー・オブ・アート大学卒業後、食品関連の商社に勤務。米国時代に得た貴重な経験を糧に、食文化クリエイターとしての経験を積む。
2011年、サンマルコ食品株式会社に入社。新事業態開発や食品コンサルティング、飲食店からデパ地下惣菜店まで様々なプロデュースなどを手がける。幼少期より食しているコロッケを追求。年間2,000個を食す「コロッケ王子」として、コロッケの発展とマーケット拡大のため、一般社団法人日本コロッケ協会を設立。コロッケのことなら何でも知っている「コロッケ王子」として活躍している。
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