遊園地で働いてみませんか?

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第503回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、10月26日から公開となる『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』を掘り起こします。


波瑠×西島秀俊、頑張るすべての人に“魔法”をかけるお仕事エンターテイメント


夢と希望を胸に、恋人が勤める超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美。しかし配属されたのは東京本社ではなく、系列会社が運営する地方の遊園地だった。

不本意な辞令を受けふてくされている久瑠美を待っていたのは、個性的な従業員たち。そして、これまで数々の企画を成功させ、“魔法使い”の異名を取る天才社員・小塚慶彦。小塚の叱咤を受けながら様々な失敗や成功を重ねるうちに、久瑠美は少しずつ働くことのやりがいに気づいていく…。


佐賀県出身で現在は福岡県在住の小説家・小森陽一が、実在の遊園地をテーマに書き上げた「オズの世界」を実写映画化した『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』。知っているようで知らない“遊園地の裏側”を舞台に、最高にポジティブでハッピーな“お仕事エンターテイメント”が誕生しました。


ヒロインの波平久瑠美を演じるのは、ドラマ・映画に引っ張りだこの波瑠。社会人1年生の久瑠美が空回りしながらも少しずつ成長していく様子を、柔らかな感性で体現しています。そしてカリスマ上司・小塚慶彦役には西島秀俊。最近はクールな役どころが多かった彼ですが、本作では大らかなキャラクターを飛びっきりのスマイルで演じ 、その爽やかな笑顔にキュンとくること間違いなし!

共演には岡山天音、橋本愛、中村倫也、深水元基、濱田マリ、柄本明と演技巧者たちがズラリ。どんなトラブルが起ころうとも笑顔で乗り切る彼らの姿に、観客も思わず笑みがこぼれることでしょう。


劇中では“田舎の遊園地”なんて揶揄されていますが、本作の舞台となっている遊園地“グリーンランド”は、熊本県に実在する同名遊園地で、実は九州の方なら誰でも知る、大人気のアミューズメント施設なのです。ちなみにメガホンを取った波多野貴文監督は、熊本県のご出身。そして橋本愛も熊本県出身で、子どもの頃からグリーンランドを訪れていたとのこと。

本作の制作にあたってグリーンランドはロケ地として全面協力。さらには熊本県民がエキストラとして多数参加し、もちろん、熊本一の人気者くまもんの姿も。まだまだ熊本地震からの復興が続く、熊本の温もりとエネルギーが随所に垣間見える映画としても楽しめますよ。


オズランド 笑顔の魔法おしえます。
2018年10月26日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:波多野貴文
原作:小森陽一(「オズの世界」集英社文庫刊)
脚本:吉田恵里香
主題歌:「Wonderland」Dream Ami
挿入歌:「ストレイシープ/匿名」神様、僕は気づいてしまった
出演:波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、戸田昌宏、朝倉えりか、久保酎吉、コング桑田、中村倫也、濱田マリ、橋本愛、柄本明 ほか
© 小森陽一/集英社 © 2018 映画「オズランド」製作委員会
公式サイト https://ozland.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


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