宛先と切手があれば配達できる葉っぱ『タラヨウ』とは?

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『葉書』という漢字は『タラヨウ(多羅葉)』という植物に由来しています。『モチノキ科』の植物で、高さ15mから20mの高木です。葉っぱの長さは20cmほどで、楕円形をしています。
この葉っぱには不思議な性質がありまして、裏側に傷を付けると、その部分に黒っぽく跡が残ります

その性質を利用して、先の尖ったモノで文字を書くと、その文字を残すことが出来ます。つまりのようにして使うことが出来ます。
そのため古くから連絡用として、『タラヨウ』の葉っぱを利用していたそうです。

『タラヨウ』という名前は、紀元前の古代インドで文書を書くのに使われていた『タラジュ(多羅樹)』というヤシ科の植物にあやかった…とされています。
“タラジュのような植物”ということで『タラヨウ』です。

他にも“字が書ける葉っぱ”ということで『字書葉(ジカキバ)』、“絵が描ける葉っぱ”ということで『絵描葉(エカキバ)』など様々な呼び方があるそうです。

『タラヨウ』は、はがきのように使えることから『はがきの木』とも呼ばれています。
また1997年(平成9年)から『郵便局の木』として定められて郵便局の“シンボルツリー”になっているそうです。
この『タラヨウ』の葉っぱですが、実際に宛先を書いて、定型外の切手を貼れば、郵送することも可能だそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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