としまえんのとしまは、豊島区の豊島ではないんです
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ニッポン放送「しゃべる編集部」では、エンタテインメント、グルメ、スポーツなど取材した情報を紹介している。今回は、「水と緑の遊園地・としまえん」の情報を紹介する。
豊島区池袋から、黄色の電車・西武池袋線に乗って6駅目。ここに「水と緑の遊園地・としまえん」があります。
23区内にありながら大きな敷地の遊園地で、園内にはコークスクリューなどのローラーコースターから、ミラーハウスやお化け屋敷、そして日本最古のメリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」など定番遊具まで、多種多様な遊具が揃っています。春はさくらのお花見、初夏はあじさい園、夏は5つのプール、冬は屋外アイススケートと季節のイベントも行ったり、さらにはフットサル場、釣り堀、コスプレイベント、フリーマーケットと、大きな敷地を活かして老若男女を楽しませてくれます。
そんな「としまえん」、何区にあるかご存知ですか?
豊島区池袋から電車に乗って行きますし、「としまえん」と書きますから、「豊島区でしょ?」と思っている方、いらっしゃいますよね。
でも、「としまえん」があるのは、練馬区なんです。
「としまえん」の「としま」は室町時代、この土地に「練馬城」を築城し、治めていた「豊島氏」に由来するもので、「豊島区」とは関係ないそうです。
ちなみに、「豊島区」の「としま」を遡ると、7世紀・大和政権が日本を治めていた頃まで遡り、8世紀の頃には「武蔵国豊島郡」という名前が出て来るほど、古くからある名前なのだそうです。
さて、そんな名前の由来を紹介した「としまえん」に11月23日(金)、新たな遊び場が登場しました。
天候を気にせず遊べる屋内型親子のあそび場で、1,000m²の広々とした床にはクッション性がある素材が使われ、ダイナミックな遊び方をしても安心です。
それもそのはず、『ASOBRAVO!(アソブラボー!)』は、世界の優れたあそび道具を販売するボーネルンドがプロデュース。ブロック遊びなど、シンプルな遊具で想像力を広げるゾーンや、跳んだり走ったり転がったり、ダイナミックな遊びが楽しめるアクティブゾーン。滑り台やボールプールなど、まさに子供達にとっては時間を忘れて遊べる場所です。
内覧会で遊びに来ていた近くの幼稚園児も、休むことなく、とにかく楽しそうに遊んでいました。
料金は、子供(6か月~小学生)1,500円、大人500円。同じような施設が時間制限を設けるなか、ここ『ASOBRAVO!(アソブラボー!)』は、《時間制限なし》《終日入退場自由》。さらに、遊園地が休園日でも営業するそうです。
としまえんの担当者は、「今年は夏が暑すぎたり、雨が多かったり、子供達が外で遊ぶには可哀そうな年でしたが、そんなときには、ぜひ遊びに来て欲しいですね。としまえんならば、屋内での遊びに飽きたら外の遊具で遊んで、また屋内に戻っても来れます。としまえんで沢山遊んで欲しいですね」と話していました。
ちなみに、今年の屋外スケートリンクのオープンは、12月8日(土)です。
(Write&Photo よこいみちひと)